BTS 短編 (ページ2)

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Ep.1 TH ページ2

『(あなた)～！！おはよ！』
｢うわ！びっくりした～おはよ！テテ！｣
｢今日は迎えに来てくれたの？｣
『うん。彼女と別れたからさ。』
｢え！？はやくない！？最短記録じゃない！？｣
『なんか～想像と違くて……もうしばらく彼女とかいいや！』

この幼馴染みであり、やたらとモテるイケメンの
うるさいヤツが私の悩みの種であり中１から想い続けるキムテヒョン。張本人。

きっとこいつは私が想ってることも何も知らないのだろう。いつもいつもそうだ。テテの恋人の話を聞き相談に乗り、いい幼なじみを演じ続けてきた。

その度に感じるこの痛みも私はもう慣れた。

でも、良いのか悪いのかテテと恋人はいつも長続きはしなかったし大体テテが告られてテテが振ってたから私の傷は毎回それ程までに深くはならなかった。

だから今回もそうだと思ったんだ。
あぁ、またいつものパターンかなって。

なのに、今回だけは違った。