世界で1番キミが嫌い、/ TAEHYUNG 05

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大人になりきれないテヒョンくんは

そんな自分と葛藤してて

そんな事でって言ったら

テヒョンくんに悪い気がするけど

でもそんな事で悩んだりしてる事が

テヒョンくん的には辛い事なのかも知れないけど




私的にはすごく嬉しくて

そうやって背伸びして

私に合わせてくれてるテヒョンくんが

すごく愛おしくて…

思わず手を伸ばしてテヒョンくんの手を

そっと握った、









A「…テヒョン？」




TH「こんな時呼び捨てしないでよっ」




A「こんな時だからテヒョンって呼ぶんだよ？」




TH「…っ///」









そっと目を見つめてみたら

すごい恥ずかしそうに

視線だけ私に向けると

すぐにそっと視線を逸らすテヒョンくん









A「別に無理して私に合わせてくれなくていいんだよ？」




TH「別に無理なんかしてっ」




A「私はそのままのテヒョンが好きで付き合ったんだから…頑張って大人になろうとしないで？」




TH「…っ、」









ちょっと甘えた言い方で

首を傾げたら顔を真っ赤にして

俯いて大きく溜息を溢すテヒョンくん




テヒョンくんが

無理しないようにって

私ながらにデレたつもりなんだけど

結構、効果あったみたい？笑









TH「…そんな顔してズルッ」




A「そんな顔って？笑」




TH「あぁーーもういい！わかったよ！」




A「っ！？」









いきなり大きな声と共に

私の肩を掴むと

自分の方にグッと引き寄せて

強く抱き締めるテヒョンくん









TH「…子供のままでいいの？」




A「子供のままって言うか…テヒョンのままでいいんだよ？」




TH「……わかった」









ようやく受け入れてくれた事に

ホッとしていたら

首元に顔を埋めていたテヒョンくんは

私の首に唇を充てがうと

吸い付くと言うよりは噛み付いた？に近い痛さで

私の首元に痕を残した









A「い、痛っ！！」




TH「うん、よく見える笑」




A「…え？」









私の両肩を掴んで

ジッと見つめて満足そうなテヒョンくん




ポッケから携帯を取り出すと

徐に私の首元にカメラを翳して

パシャと1枚写真を撮った









TH「ほら、どう？笑」




A「…っ！？」









画面に映っていたのは

赤いを通り越して

赤黒くなった痕が

あからさまに見える所に付いていて

私は慌てて手で覆った、




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