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キッチンで夕飯の支度をしていると
ジミンくんを案内したテヒョンくんが戻って来て
戻って来るや否や
後ろから私の腰に腕を回して抱き付いて来た
A「ちょ、ちょっと!危ないからっ」
TH「やっぱり嫌だなぁ〜」
A「は?」
TH「だって…ジミンいたら何も出来ない…」
A「何もって…何しよーとしてたのよっ///」
TH「え、…わかるでしょ?笑」
そう言いながらテヒョンくんは
わざとらしく私の足の間に
自分の膝を入れ込んで
腰を押し付けて来る
A「…っ///」
TH「…これでも、まだ…わからない?」
後ろから耳元に向かって
低い掠れた声が囁かれると
背筋がゾクッとして
私は生唾を飲み込んだ
A「や、やめてっ///」
TH「…え、なんで?笑」
A「…わかってやってるくせにっ///」
TH「ん?俺…わかんないっ笑」
腰に回されていた腕は
更に力を込めて私を抱き締める
TH「…ハァ、ジミンが帰るまで我慢なの?」
A「あ、当たり前でしょっ///」
TH「俺…出来るかなぁ…」
首元に唇を当てがうと
チュッとわざとらしく音を立てる
A「…やっ///」
TH「そんな可愛い声出さないで…」
A「…っ///」
TH「今すぐここで…抱きたいの我慢してんだから」
顎を掴まれて顔を横に向けられると
テヒョンくんの甘い唇が
私の唇をゆっくりと食む
ゆっくりと…
ねっとりとした重ね方に
何だかこのまま流されそうで
私は慌てて顔を背けた
A「…やっ、やめてってば///」
TH「んーもうっ!ケチ!」
拗ねたテヒョンくんは
私から離れると
ソファーにドカッと座り込んで
「Aが冷たい〜!!」って叫んでた
テヒョンくんは知らないだろうけど
私だって…ちょっとは思ってる…
テヒョンくんと付き合って
何度も体を重ねた事で
私自身だって意識しなくたって
自然と体はテヒョンくんを求めてる
A「…もうっ///」
触れられた所や
唇が熱くて
心臓がドキドキしてる
ジミンくんが戻って来るまでに
平常心に戻らないと
何だかジミンくんに勘付かれそう…
意識を逸らす為に
手際よく夕飯の支度を済ませて
テーブルにお皿を置き
ジミンくんが戻って来るのを待った
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ぴょん - めっちゃ良かったです!テテめちゃくちゃ可愛いし、ジミンちゃんも優しいしで、見ててもうニヤニヤしっぱなしでした☆大人の表現も最高でした!これからも頑張ってください! (2019年11月15日 11時) (レス) id: b7ece0acf1 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 完結おめでとうございます!この作品めっちゃ面白いですし最高です!テテ、可愛いしカッコいいし!!完結しちゃったのかと思うと寂しいですが(笑)これからの作品も期待しています!頑張って下さい。 (2018年1月5日 8時) (レス) id: aed7d3f55a (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ゆずちゃんさん» コメントありがとうございます!こちらこそいつもコメント下さって嬉しかったです^^ 新しい作品も宜しくお願いします! (2017年9月26日 23時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 完結おめでとうございます!嬉しいような悲しいような…私の大好きな小説でした!新作読みに行きます!本当におめでとうございます! (2017年9月26日 21時) (レス) id: 63da23c60e (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - Hiroronさん» コメントありがとうございます!次回作も期待して下さい^^ (2017年9月26日 20時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2017年9月10日 0時