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何も言えないまま
テヒョンくんは
着替えを済ませると
玄関へと向かって行く
私はそんなテヒョンくんの後を
トボトボと付いて行く
TH「ゆっくり休んでまた明日から仕事頑張ってね？あ、でも頑張り過ぎはダメだからね？」
A「…わかってる」
TH「あと、ジミンにはきちんと言うんだよ！あとあの元彼にも！気がない事をきちんと説明してね！じゃないと隙があったら手を出し兼ねないから！」
A「…大丈夫だよ笑」
玄関先でまるで
子供を心配する母親のように
念を押すテヒョンくんに
私は思わず笑ってしまった、
TH「やっぱり…離れたくないな…」
片手を伸ばすと
私の腕を上げ掴んで
グッ引き寄せて
また抱き締めるテヒョンくん
A「いればいいのに…」
TH「ダメ…俺は大人の男になるんだから…」
A「弱音吐いてたら大人の男には程遠いわよ？笑」
TH「……大人の男だって弱音くらい吐くよ」
ちょっと意地悪言って見たけど
強気で返すテヒョンくんに
私も腕を回してギュッと抱き着いた
TH「…はぁ、一緒に住めたらいいのに…」
A「…ッ、」
TH「でもそれは…もう少し先の話だね？」
私の背中を優しく摩ると
テヒョンくんは
私の肩に手を掛けて
ゆっくりと体を離した、
ゆっくりと離れる体に
寂しさを覚えつつも
「じゃ、行くね？」と
テヒョンくんが言う
A「テヒョン…」
TH「ん？」
A「これ…あげるから」
TH「…え？」
そう言って私は
ポッケから小さな袋を取り出した
それを不思議そうな表情で
受け取るテヒョンくん
TH「何これ？」
A「中見ていいよ」
袋を開けて
中のモノを取り出すと
テヒョンくんの掌には
一本の鍵が握られていた、
TH「え、これ…」
A「この家の合鍵」
TH「…え？」
A「私がいなくても好きな時に来ていいから」
TH「…ッ！？」
そう言うとテヒョンくんは
手に持っていた鞄を
床にドサッと落とすと
強く私を抱き締めると
荒々しく唇を重ねて来た、
A「…っん、」
絡まる舌が熱くて
テヒョンくんの吐息も熱くて
全てが熱くて頭がボーッとする
絡まる舌が熱過ぎて
溶けて混じり合ってるみたい…
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Nono(プロフ) - かほさん» コメントありがとうございます！抜けてました！泣 ご指摘ありがとうございます！ (2017年9月9日 7時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - あやねさん» コメントありがとうございます！三角関係ですかッ！！検討して見ます^^ ご意見ありがとうございます！！ (2017年9月9日 7時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - もしかして、49ページ抜けてます…？（ ; ; ）いつも楽しみに読んでます！ (2017年9月9日 0時) (レス) id: b3a37c146e (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - おもしろいです！またジミンやナムと絡んで三角関係っぽいところみたいです！ (2017年9月8日 1時) (レス) id: e0ad6dd604 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！今までにない位に甘々描写頑張ってます汗汗← (2017年9月8日 0時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2017年8月11日 0時
