スキンシップ ページ9
*
「ありがとうございました」
SW「どういたしまして!分からない事があったらいつでも言ってね!」
とても明るく、人が良さそうな人だ。
SW「Aちゃん…だっけ?日本から来たんだってね」
「はい。一昨日に、来ました」
SW「一昨日!?…が、初めて?」
「はい」
SW「凄いベラベラじゃん…」
それから日本の事についてや、私の好きな物や趣味など色々と聞かれた。教えてもらった通りに作業を進めながら質問に答えるが、ソウンさんは一向に手を動かそうとしない。
SW「因みに今日何時上がり?」
「8時です…」
SW「お、まじ?俺も8時上がり!んじゃさ、今日この後飲みに行こうよ!」
「え…」
SW「帰っても1人なんでしょ?1人で宅飲みするよりは2人で飲んだ方が楽しくない?」
今日は休日での過ごし方をレポートにまとめる予定だったが、こうゆう交流も大事なのかな。レポートは明日にでもまとめればいいし。
…でも、この人はどうも苦手。
話す度にスキンシップが多い。肩に手を置いたり、頬を摘んだり。あまり酔い潰れる事はないからそうゆう心配はないだろうけど、少し距離感を保って欲しい。
SW「ね?いいでしょ?」
でも断る理由がない。嘘をつこうにもどう嘘をついたらいいのか分からない…。
SW「Aちゃん、行こ?」
「…は、」
YG「A」
「…は、はい!」
聞き覚えのある低い声で私の名前を呼ぶ声が聞こえ、反射で答える。声のする方を振り向けば、ユンギさんが腕を組んで立っていた。
YG「ドリンクは?」
「は、運び終わりました!」
YG「そ。じゃ次。来て」
少し素っ気ない返事をして呼び出され、小走りで着いていく。危うくあの人と飲みに行くところだったから内心安心して、心の中でユンギさんに感謝を呟く。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム・カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます!私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます! (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キム・カズ | 作成日時:2021年2月3日 2時