今日は ページ39
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TH「ここのカフェいいね！オシャレで親指が止まらないや」
そう言って携帯のカメラ機能でカフェの色んな所、飲み物や食べ物、中からの外の景色を写真に収めるテヒョンさん。
すると、シャッター音からポップな音楽が流れ始める。
あ、と呟いたテヒョンさんは画面をスライドさせて携帯を耳に当てた。
TH「もしもしヒョン？着いた？…うん、わかった。今から行くよ」
短い会話を終わらせて電話を切った彼は、あの無邪気な笑顔ではなく、少し無理をして笑っているような笑顔で私に向き直った。
TH「今からまた行きたいところあるんだけど、いい？」
「…うん。大丈夫だよ」
TH「今からのでラストだから！行こ！」
カフェを出てまた歩き出す。
また行き場を知らずに着いていくだけの私はテヒョンさんの隣を歩く。
本当なら講習は今戻らなければ間に合わないけど、お願いをされては断れないのが私の悪いところなんだろうな。
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「……ここ？」
TH「うん。あ、違うよ？襲うつもりは無いよ？」
「う、うん…。ビュッフェ？」
私達の目の前に聳え立つ建物は、少し高級感のあるホテル。
入口付近には看板にビュッフェの案内が貼られていた。
TH「んー。まぁ案内するよ」
そう言って中に入っていったテヒョンさんは、フロントに声をかけずにそのままエレベーターに乗り出す。
何も分からず少し疑問に思いながら着いていくが、降りたところは広いレストラン会場ではなく、部屋が並ぶ中の廊下。
TH「…Aさん」
「は、はい」
TH「…僕が悪いんだ」
「…え？」
TH「Aさんも、ヒョンも何も悪くない」
一体何を言っているのか。
何に対して悪いと思っているのかは分からないが、彼が言う��ヒョン��は、少し予想が着いた。
「ど、どうゆうこと？」
TH「…僕じゃなくて今から会う人が話してくれるよ」
「今から会う人、って？」
TH「んーお楽しみ、かな。309号室。そこにいるから、ここからはAさんだけ行ってね。お願い」
「て、テヒョンさん…」
TH「じゃね！また学校で会おうね！」
そのまま開いていたエレベーターに乗り込み扉を閉めたテヒョンさん。
聞き覚えのある数字。
留学している時、何度もカレンダーを見て待ち遠しかった日。
今日は、3月9日。
思い出す度に恋しくて、会いたくなるから思い出さないようにしていた、彼の誕生日。
ユンギさんの誕生日だ。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (
レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます！私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます！ (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム･カズ | 作成日時：2021年2月3日 2時
