分からない ページ34
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どうしてなのか。
俺にも分からなかった。
大学を探しても、寮を探しても。
ジニヒョン達に聞いても、分からないと。
たった2ヶ月。そう言う者が多かった。
されど2ヶ月。
短く感じたが、長くも感じた。
もっとずっと一緒にいたい。
韓国の色んなところ。日本の色んなところ。
色んな食べ物、建物、文化。
そしてお互いのことも。
彼女と一緒にいたこの2ヶ月は、まだまだ学んで行くことが多かった。
でもその2ヶ月間。
数字に出すと一緒にいた期間は少ないが、長く一緒にいたかのように、執着心は初めからあった。
そんなの、彼女が初めてだった。
だからか。
その分、傷が深かった。
俺は心にぽっかり穴が空いた状態のまま、会社に勤めてから1ヶ月が経とうとしていた。
まだまだ覚えることが沢山あるが、上司からは期待されるようになった。
嫉妬の眼差しも嫌味も何も聞こえない。
周りから心配の声が上がる中俺は仕事に没頭したからなのか。
それともただ聞こえていないだけなのか。
俺にも分からない。
ただ分かるのは、人が寄り付かなくなったこと。
仕事でも人間関係は凄く大事な事だが、俺は仕事に関すること以外関わろうともしないし関わりたくない。
ジニヒョンとも、テヒョンとも。
弟のジョングクでさえ、連絡を暫く取っていない。
携帯さえ開くのが嫌だから。
最近は仕事用の携帯を買ったのだ。
そのまま乗り換えればいいだけの話だが、結局別に残したまま。
消せないのだ。彼女との思い出を。
かと言って考えたくもない。
仕事の話や内容しか入っていないこの携帯。
眺めても仕方がないから常にカバンの中。
だけどどこで間違えたのか、鞄の中には家に置いてあるはずの古い方の携帯。
開けば大量の通知が来ていたから、それで分かった。
何より驚いたのは、通知数が明らかに多いのがジョングクでもない、テヒョンからの通知だった。
＜ヒョン、直接会って謝りたい事がある＞
＜それだけじゃすまされない事をしてしまったけど＞
＜だけど、取り敢えず話を聞いて欲しい＞
＜Aちゃんの事についてなんだ＞
その週の休日。
俺は1ヶ月ぶりに休日で、家の外に出た。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (
レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます！私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます！ (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム･カズ | 作成日時：2021年2月3日 2時
