いただきます ページ18
*
掃除機をかけ終わったところで、私も髪を結び袖を捲って手を洗う。だけど捲るのが甘かったのか片方下がってきてしまった。濡れそうになる袖口を濡らさないようにと気をつけていると。
YG「濡れるぞ」
そう言って下がった袖を捲ってくれたユンギさん。その時の距離の近さに心音が速くなるのが分かる。
「あ、ありがとうございます…」
心臓が口から出そうなほどに一日中ずっとドキドキが止まらない。1個1個の彼の動作や表情にやられてしまう。
*
野菜やお肉、トッポキやうどん。勿論ホルモンも入れて煮込み、完成したコプチャンチョンゴルをお皿に盛り付ける。お酒も忘れずに、乾杯をしてグイッと1口飲んでから、料理に箸をつけた。
『いただきます』
YG『いた…?』
「…あ!これはその…日本語でいただきますという意味です」
YG「へー」
「すみません、癖で…」
YG『…いただきましゅ?』
「…ふふっ。そうです」
YG「なんで笑った」
「いや気にしないでください」
言い慣れない日本語を話した彼。でも最後に少し甘噛みをしてしまい、それが可愛くて思わず笑ってしまった。
そんな私を見てユンギさんは少し気分を損ねたみたいだ。
「ごめんなさい、韓国人が話す日本語は可愛いんですね」
YG「…もう絶対話さねぇ」
「えー、それは困ります。」
日本のお鍋も好きだけど、韓国のお鍋も凄く美味しかった。少し辛いけど旨みもちゃんとあって、お酒と凄く合う。
今日は初めて食べた物が殆どでどれも美味しかったけど、コプチャンチョンゴルが今日で1番美味しかった。
*
「ご馳走様でした。美味しかったです!」
YG「そりゃよかった」
お鍋も食べ終わり、ソファに2人並んで座ってお酒をちびちびと飲む。
YG「んじゃ次はそのもつ鍋だな」
「今お腹いっぱいなので食べ物の話はよしましょう…」
YG「デザートでも食うか?」
「ユンギさーん…」
YG「ごめんって」
こんな風にいじめてくるけど、彼もお腹いっぱいだからか、自分で言っておいて苦しそうにお腹をさすってる。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム・カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます!私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます! (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キム・カズ | 作成日時:2021年2月3日 2時