冬 ページ16
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お昼ご飯を食べてお腹が満たされたところでソウルタワーに。
展望台に着く頃には日も段々と落ちていく時間帯で、夕日がソウルをオレンジ色に照らしていて夕景がとても綺麗だった。
折角だからとそれを背景にユンギさんが撮ってくれたんだけど、逆光で私は黒く写ってしまった。でもそれも思い出にとその写真は消さずに取っておくことにした。
少し中を見て周り、夜景も写真に収めたのでソウルタワーを後にする。
YG「夜飯どうしよっかな」
何か食いたいもんでもある？と聞かれたけど、正直食べたい物が多すぎて決められない。
うーん、と1人で考える。
寒いと言えば、昔から私の家ではお鍋を皆で囲んで食べていた。韓国にもお鍋を食べる習慣があればの話だけど、今はお鍋が食べたい。
そうユンギさんに伝えると。
YG「いいね。家で鍋」
私の伝え方が悪くて専門店でお鍋を食べに行きたいではなく、家でお鍋を食べたいと聞こえたらしく。
でも、ユンギさんは嫌がる訳でもなくいいねと言った。
「…お礼も兼ねて、私が今住んでるところで鍋パーティーします？」
流石に2ヶ月しか住まない、というか住まわせてもらってる家に私の家とは言えない。
いや、まず私は何を言っているのだろうか。ユンギさんを家に上げさせようだなんて。自分でも大胆な事を言ってしまったと後悔する。
流石のユンギさんも困っている様子。
穴があったら入りたい。
「いや、あの…変な、意味では…！」
YG「…それ」
「は、はい…」
YG「俺以外の奴に言っちゃダメだかんね？」
とユンギさんは眉を下げて言った。
「す、すみませんでした…」
キモイ女だと思われただろうか…。と少しショックを受けるが彼はいい子、と微笑み頭にポンポンと軽く手を置いた。
YG「…材料、買わないの？」
「え、あ…はい」
YG「え、家にあんの？」
「あ、いや…ないです。買います」
YG「どっちだよ」
彼の笑顔や仕草に胸が高鳴り固まっていれば、彼はまた笑い私の手を引いた。
そのまま繋がれた手は、真冬なのにとても暖かかった。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (
レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます！私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます！ (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム･カズ | 作成日時：2021年2月3日 2時
