照れ ページ14
*
それから軽く食べ歩き、お腹も満たされたところで観光名所へ。
ユンギさんが連れて行ってくれたのは古い歴史が残る景福宮(キョンボックン)。歴史が好きだと話したのを覚えていてくれて、つい嬉しくて頬が緩みっぱなし。
撮影が可能なのでスマホのカメラ機能で撮りながら歩く。
ドラマや特集で何度か見たことがあるここは思ったよりも広く、ソウル市内の中では1番に規模が大きいらしい。
どうやらここは韓服体験も出来るようで、折角だからと着ることに。
「ユンギさんは？」
YG「俺はいいよ」
「折角なんで着たらいいじゃないですか」
YG「いや…いい」
「そうですか…」
YG「…分かったよ」
「え、無理に着なくても…」
YG「無理じゃないから。ほら、スタッフさん待ってるぞ」
「え、あ、じゃ、行ってきます」
YG「おー楽しみにしてる」
私の我儘に付き合ってくれたユンギさんとは一旦別れ、着付けをしに行く。
髪の長さが足りなかったのかカツラを被り、メイクもしてもらった。
少し時間がかかったが、出来上がりを鏡で見るとそこには別人が映っているかのようだった。
YG「…」
「…」
ユンギさんも着付けが完了したようで合流するが、似合いすぎだし何よりかっこいいので目を逸らすことが出来ずに凝視してしまっている。
YG「…似合ってんじゃん」
「あ、ありがとうございます…ユンギさんこそ、似合ってます」
YG「…思ってない事は口に出すもんじゃないぞ」
「いや、本当に思ってます！凄くかっこ良すぎて…」
惚れ直しちゃいます。
つい必死になって口走ろうとしてしまった。言わなかっただけマシだろうけどユンギさんは耳を赤くして照れているっぽいし、私も私で違う意味で照れてしまう。
そこから写真撮影もあったけど、2人とも照れすぎて集中出来ず、顔も固くなってしまった。
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ななな - ユンギとの子供…喜んで笑笑笑 (2022年10月12日 2時) (
レス) @page36 id: 99a1458b51 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます！私もムフムフ言いながら想像して書いておりました…(灬・ω・灬)只今進展に悩んで降りまして、この小説を初めてもうすぐ1年が経つというのに…申し訳ないないです。ご覧に頂いている皆様の為にも足りない頭で頑張らせて頂きます！ (2022年3月1日 0時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます〜!!!遅ればせながら、読ませていただきました♡黒スキニーに黒シャツ、黒カフェエプロンのゆんぎさん想像しただけでカッコいいです〜_:(´ཀ`」 ∠):続きがとても楽しみです♪ (2022年2月28日 6時) (レス) @page30 id: 23482d6195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム･カズ | 作成日時：2021年2月3日 2時
