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病原体の猛威は止まることを知らず
世界中がこれの対応+ワクチン作りに辟易してた
そんな中僕たちは出来る限り
アミを楽しませることをたくさん考えた
logやサプライズライブ放送
そしてどの国でも自宅待機は当たり前
安直だかそれなら過去のライブ映像を
配信しようと会社が動いた
2日間、各12時間ほぼぶっ通しらしい
全て韓国で行った公演のもの
Aさんも見てくれるかな
若かった頃を思い出されるのは少し恥ずかしいけど
知らない僕のことも見てほしいと思うんだ
どうせ可愛いがほとんどだと思うけど……
.
,
.
夜になっていつも通り電話を掛けた
が、出なかった。
待てども待てども折り返しもこない……
なんかあったのかな……
あれこれと不安が押し寄せてくる
こんな情勢じゃなきゃ
忙しいのか、で携帯を置くことが出来たはず……、
JN「何もないよな……」
途端にピロピロ鳴り出した携帯、
JN「ヨボセヨ!!」
余裕のない声で出てしまった僕を笑うAさん、
「すぐ出れなくてすみません。
長風呂しちゃいました」
いつも通りの声に心が静まっていく。
JN「そう、だったんですね」
「はい。久しぶりだったので」
JN「シャワー派ですもんね」
「そう。だから少し逆上せちゃいました」
わかる?と見せてくる少し紅い腕。
JN「わかります。ほんのり紅い」
その肌に今すぐ触れたい。
無頓着で少しカサつく肌が恋しい。
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作者名:くちびる | 作成日時:2020年4月17日 9時