そばにいてくれませんか？ (ページ48)

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……、なんで来ちゃったのでしょうか。

私のあんぽんたん。

「ライブサポート○○の派遣の雪野Aです」

『ご苦労様です。こちらをつけて＊＊号室の
控え室でお待ちください』

1ヶ月前にまたオファーの電話があった。
まあ、しつこくて、折れなくて、
その電話が面倒くさくなって私が折れた。

.

.

指定された控え室には【通訳】という貼り紙。
またこっち系…てか私通訳じゃない、
少し話せる一般人だよ。

「なんでこうなるかな～、」

コンコンッ

「はい」

入ってきたのは韓国の通訳者さん。

「お世話様です…」

通訳「おひさしぶりです」

仕事内容はいつも通り日本語の先生。
ただいつもと違うのは、
日本の撮影スタッフがたくさん入ってること。

だから楽屋には入室禁止、
基本的に楽屋の前室にいろって。

ナイス決まり事、これなら仕事しやすいかも。

通訳「それでは、もうしばらくここで待っていてください」

「わかりました」

少し気が楽になったし、
久しぶりに頑張ろう。