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「さむっ！」
JN「！！……ぬっ、ヌグエヨ？」
だ、誰？
「ジンくん！！！！&〆#☆＊○々！！！」
突然入ってきた人はAさんだった。
早口で日本語でなにか言いながら
急ぎ足で僕のとこまできて
自分が着てたパーカーを掛けてくれた。
「そんな格好でずっとここにいたんですか？！(焦)」
僕のカラダを摩って温めてくれるAさん。
でも、それより、
JN「なんで、ここに？」
「こっちのセリフです！
全然戻ってこないから心配しましたよ？」
本当に心配したような顔で声で
言ってくれるから、嬉しく思ってしまう。
「こんなに冷たくなっちゃって
風邪ひいたらどうするんですか？」
僕の頬っぺたを包むAさんの
手から温かい体温を感じる。
「楽屋、戻れますか？」
JN「はい、」
歯切れの悪い返事をしたからか
Aさんが困った顔をした。
JN「大丈夫です。戻ります」
「ジンくん」
JN「はい」
「笑ってください」
口端をキュッと上げてみる。
「その顔も可愛いけど、」
Aさんは僕に向かって両手を広げた。
え、これって…////え？どうしたらいいの///
「逃げなかったらこのままハグしちゃいますよ？」
僕が選んだのは静止、、
温かい…
「なにか嫌なことありました？」
耳元で聞こえる優しい声に首を横に振って返す。
「笑えそうですか？」
次は首を縦に振って返した。
カラダが離れてAさんを見たら目が合った。
そんな優しい顔されるとまた、心臓がうるさくなる。
あぁ、もう気づかないふりは出来ない。
僕はこの人が好きだ。
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作者名：くちびる | 作成日時：2019年10月10日 4時
