そばにいてくれませんか？ (ページ1)

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『Aさん！バイトしません？？』

「なに？今してるじゃん(笑)」

年下の女の子が突然持ちかけてきた。

『夜じゃなくて昼です！
気になってるK-POPの子達が来るんです！』

「へーぇ(笑)違う子誘ったら？」

私はK-POPアイドルに興味がなかった。
時代の流れで高校生の時に流行った
女性グループくらいしか知らない。

『Aさんみたいなケーポに
純粋無垢な人が良いんです！！』

「ガールズジェネレーション知ってるよ」

『いつの時代のアイドルですか』
(少女時代ファンの方ごめんなさい私も少女時代冗談抜きで大好きですヒョヨン推しです)

いつの時代って……たった数年前じゃん……
若い子は恐ろしいな……(笑)

『お願いします！！！社長に言ってAさんの分働きますから！！』

おっ？？？

「……いつ？？」

『12月7日と1月6日です！！』

「その2日だけなの？」

『そうです！それで日給1.5です』

「のった」

『さすがパイセン❤』

．

．

高校中退後1年半アパレル店員をしてから、
お給料が良いからと夜のお店に転職した。

だからと言って特に趣味もなく自然と貯蓄は潤ってた。

それでもお金は欲しいもので、
年下の女の子に見事釣られて
アルバイトの応募をした。