君と恋の途中.。BTS短編集*2 (ページ48)

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「あの、俺Aさんのことが好きです！」

「…あ、はい」

…あらやだ。

思ってたよりも早く青い春は待っていたみたい。

ここは何て返事するべき？

あんまり話したことないのが相手だと…

「いきなりでごめん。でもずっと前から好きだったんだ。」

「あ、ありがとう…」

ド直球だな…

嬉しいけど、何で私を？

「前から可愛いって思ってて、幼馴染の…チョンホソクだっけ？アイツに照れ隠しか分からないけど叩いたり暴言吐いたりするところも可愛いなって」

…ん？なんかキモいぞ。

「だんだんチョンホソクが憎くなってきたんだ。正直羨ましいとも思った。でもアイツとは付き合ってないんだろ？だから今告白するしかないと思って」

待て、キモい。なんかキモい！！(ひどい)

「だから俺と、付き合ってください！」

そこからどうしてだからにつながったんだ？

「…ご、ごめんなさい」

…ろくな男寄ってこないじゃない、私。

「何で？やっぱりチョンホソクのことが好きだから？」

「いや、ちが…」

「何が違うの？好きなんでしょ、本当の事言ってよ」

しつこっ！

「ホソクは関係な…」

「じゃあ！」

うわ、

ガシッと掴まれた腕が痛い。

ていうか離せ

「ちょっと離して…」

「チョンホソクが好きなの！？」

「そーだよ」

は？