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年を越して先生やジョングク君に新年の挨拶を済ませたかと思えばあっという間に2月。
歳を重ねるに連れて年月が過ぎるのが早く感じる
『バレンタイン今年は何作るの？』
お母さんからそう聞かれて今月のイベントを思い出す
「どうしよう...別に作らなくてもいいんだけど」
『だめだめ、あのイケメン兄弟にはあげなさい』
スーパーでジョングク君たちに会って以来お母さんはやたらジョングク君の名前を出してくる
『ついでに先生にもあげなさいよお世話になってるんだから』
「もし作ったらね」
ついで...もし先生にチョコを渡すなら本命...？
いやきっと先生はそんなイベントに興味はないしそもそも甘いもの自体好きじゃなさそうだし...
「どうしようかな...」
そんなことを考えていたのが先々週
いつのまにか明日に迫ったバレンタイン迷っている暇もなく
気づけばお母さんの買ってきた大量のチョコレートでチョコタルトを作っている
先生のは特別...そんなことする勇気は出ずにチョコタルトを袋に包み
ラッピングのリボンを先生のだけ赤い色にした
比べるものもないからきっと先生も気づかないだろう
そう決心して友達にばらまくチョコタルトとは別の袋に先生のチョコタルトを入れて家を出た
「すごい量だね笑」
『まあね笑』
いつものジョングク君との帰り道ジョングク君の手にはかわいいラッピングのされた
きっと手作りであろうプレゼントの入った紙袋を両手に持っている
きっと本命もいくつか入っているはずだ
「朝渡すの忘れちゃったからこれお兄さんと食べて」
『...ありがと...貰えないかと思ったから嬉しい笑』
ジョングク君は手に持っている紙袋とは別に
カバンの中に今渡したチョコタルトを大切そうにしまった
『ヒョン喜ぶと思う』
「ほんと？良かった。味は保証できないけど笑」
『誕生日のマフィン美味しかったから俺が保証する』
「..ありがとう」
ジョングク君はたまに無意識でこっちが恥ずかしくなるようなことを自然と口にするので少し困る
ジョングク君と別れると先生の家へ向かう
今日は特別緊張して先生のチョコタルトを入れた袋を持つ手も少し汗ばんでしまう
しかも今日に限って塀からはタバコの煙が登っていて縁側に先生がいることを示している
「こんにちは〜…」
まっさきに台所へ向かいコーヒーを淹れると深呼吸して袋とコーヒーを手に縁側へ向かう
背中を丸めた先生はタバコを片手にぼーっとしてる
「先生こんにちは」
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白(プロフ) - #ユンミユさん» ぜひ3をご覧くださいm(__)m (2018年7月12日 15時) (
レス) id: 129639296b (このIDを非表示/違反報告)
#ユンミユ - 先生にあったのはこれが最後……？ (ま、まさかバッドエンド！？) そんなの嫌だーーー！！ 神様夢主ちゃんと先生をりょうおもいに！！どうか！(泣) (2018年7月11日 23時) (レス) id: ea3bda65b7 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - #ユンミユさん» とんでもないですコメント頂けるととてもうれしいので（*’’*） (2018年7月10日 16時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
#ユンミユ - 白さん» こちらこそ返信嬉しいです(;~;) (2018年7月9日 23時) (レス) id: ea3bda65b7 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - #ユンミユさん» そう言っていただけて嬉しいです（；；）原動力になります！ (2018年7月6日 16時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年6月21日 16時
