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道を進むと見えてきた大きな古い平屋と囲いの塀。
(こんなところに家なんてあったんだ...)
そう思い道を抜けて平屋の玄関の前に立ってみる。
というかその家しかないのでそこに立つしかなった。
しんとして人気のないその平屋は古いもののなんだか懐かしいような雰囲気だった。
ぼーっと突っ立ていると平屋の入り口引き戸のすりガラスの奥から人影がこちらに向かってくるのがぼんやりと見えた。
焦る必要も逃げる必要もないのに隠れる場所を探す私
でも隠れる場所なんてなくてガラガラッと引き戸を開ける音とともに現れたその人。
羨ましいくらいに真っ白な肌に細身な体Tシャツにスウェットで眠そうな顔をこちらに向けるその人。
思わず息をのんで目と目があったまま黙ってしまい、沈黙を破ったのはその人だった。
『バイトの人？』
「えっ？」
あまりにタイムリーなバイトという言葉に訳が分からず変な声を出してしまった私を見てその人は不思議そうに塀を指差した。
指をさす先を見つめると張り紙がしてあってぎりぎり読める文字で
[バイト募集 週3日〜 掃除・洗濯・料理等 自給：応相談]
と書いてあった。
読み終えてからあ、この人私がバイト希望だと思ってると気づいた私は思わず
「あ、はいそうです」
と、答えてしまった。
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ちなくら(プロフ) - 心の支えの小説です！何があってもけさないでください！！ (2018年11月26日 21時) (
レス) id: ac1830d9c4 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - やまももさん» 楽しく読んでいただけて嬉しいです(TT)ありがとうございます。 (2018年6月15日 22時) (レス) id: b7889600a9 (このIDを非表示/違反報告)
やまもも - ゆんぎ先生優しい素敵。わたしも雇用されたくなりながら、楽しく読んでます。JK氏もいい活躍ですね！ (2018年6月15日 1時) (レス) id: fd963ebaa1 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ゆんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(;o;)！ (2018年6月13日 18時) (レス) id: b7889600a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^^) (2018年6月13日 1時) (レス) id: b74c5fbd95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年6月8日 14時
