容姿端麗ダンス部!! (ページ3)

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JM「ほら、ここがAのクラス」

身長126㎝の私に代わって人でごった返していたクラス表を見に行ってくれたジミンちゃんは、そのまま私をクラスまで送り届けてくれた。

『ありがとうジミンちゃん』

JM「いいよ。それより....」

『？なあに？』

ジミンちゃんは、なにも言わない。

どうしたんだろうと首を傾げると、突然彼の右手が私の頬に添えられて。今度はゆっくりと、その綺麗なお顔が近づいてきた。

一瞬、何が起きているのか分からなくてフリーズしちゃったけど....ま、ま、まさか、キス!?!?

私とジミンちゃんの様子を見ていたらしい周囲からは、悲鳴のような歓声が上がる。

私は逃げることもできず、そのままぎゅっと目をつぶった___

JM「あ、とれた」

『！？』

恐る恐る目を開くと、すぐ近くにジミンちゃんのお顔がある。

けれど、ジミンちゃんの目線は私の頭の上だ。

不思議に思っていると、彼が左手に取ったものを見せてくれた。

JM「ほら....スクランブルエッグ、髪についてるよ」

『....あ....』

そうだ私、朝スクランブルエッグを頭にぶちまけちゃって....

卵を頭につけたまま来てしまったことと、キスされると勘違いしてしまったことが二重で恥ずかしくて、頬が赤くなるのが分かった。

JM「ぢゃ、入学式頑張って～～」

そんな私に気づかないままジミンちゃんはいってしまって、取り残された私は回りから質問攻めにあうのでした......

ーーーー

？「rareなcaseだな....お前が１人のgirlに執着するなんて....」

JM「....みてたんですか、ナムジュニヒョン」

RM「of course....俺も、あのgirlをfavoriteだ....」

陰で、こんな会話が交わされているとも知らずに。