シアワセ21 ページ21
．
「 先輩、ありがとうございました…。」
「 泣き止んでくれて安心したよ。
もう、子供みたいに泣いちゃダメだよ〜？」
ソクジン先輩の優しさにまた涙が
溢れそうになった、、
「 もう、大丈夫です！！
今日はもう遅いので帰ります！」
「 俺が送ってくよ？こんな暗い中、
女の子1人は危ないでしょ？」
どこまでも優しいソクジン先輩、、
ジミン以外の男の人の優しさには慣れてない
「あっ大丈夫です！大丈夫です！
私なんていつも帰宅部でフラフラ
してますし、気にしないでください！」
そう言って私が立ち上がろうとした瞬間
「A！！！！！
遅れてゴメン！！！！！」
………。
声の方を向くと、ジミンだった。
「 誰？肉まんちゃんのお友達？」
「はい、お友達なのかな…？」
ソクジン先輩がキョトンとした顔をして
いるので、私は答えた。
息を切らしながら走ってきたであろうジミン。
「ずっと待ってたんだよ…？
ジミンのバカッ！！！！！！」
そう言い放って私はジミンの横を走り抜けた
「A！！！！！！！
待って、俺が送ってくから！！」
「ジミン君、今日は俺が彼女を
送り届けるから…。」
「先輩、前から思ってたんですが
先輩はAの事をどう思って
るんですか？」
「…えっ？僕は可愛い後輩って思ってるだけ」
「そうですか。あまりAに
ちょっかいは出さないで下さいね？」
．
続く (更新停止中)
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作者名：じな | 作成日時：2015年9月1日 21時
