シアワセ19 ページ19
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「ジミンのバカッ‥」
心配して、学校まで向かった自分が阿保らしい
ジミンって普段から人気者だったけど
告白現場を目の当たりにしたのは初めて、、
私には言わなかっただけで
普段からたくさんの女の子に
告白されてたのかな？
ミナ先輩の告白受け入れたんだ、、
先輩可愛いもんなぁ
ロングヘアに白い肌
守りたくなるような華奢な体型
くるんと長いまつ毛
私とは真反対の先輩
そりゃジミンも惚れるわな！
でもジミンは見た目では好きにならないって
知ってる、、
でも、私なんかじゃミナ先輩には敵わない
自分で言ってて悲しくなってきた、、
私、最近のジミンが何考えてるのか
分からないよ？
何で今日に限って一緒に
肉まん食べようとか言うの？
公園に着いた、、
私はブランコに座る
今の自分の気持ちを少しでも
落ち着かせようと揺れてみる
しかし今日はほんとに寒い！
ん？
ふと手元を見てみると
白いものが手について溶けていく、、
「え？！雪？？」
気づけば雪が降り始めていた
ジミンまだ外にいるのかな？
雪降ってきたし、傘持ってるのかな？
ミナ先輩と付き合うって事が
分かった今でも、ジミンの心配してる
私ってバカなのかな？
「ハハッ」
ずっとジミンだけを想ってきた、、
それも今日で終わりかなぁ？
「ジミン、、すき、、」
私、失恋したんだ、、
涙が止まらない
今日、人生で1番泣いた日かも
ジミンが来るわけでもないし、
帰ろう
ここにずっといても辛いだけ
立ち上がろうとしたその時
「肉まんちゃ〜ん」
？！
どこかで聞いた事のある声
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作者名：じな | 作成日時：2015年9月1日 21時
