シアワセ11 ページ11
．
ジミンが1人で肉まん食べてる
って知って一週間が経った…
ジミンが肉まんを食べる時
どこか寂しそうな顔してる
気のせいかもしれないけど、
わたしにはそう見えた
今日も肉まん買って公園で食べよう
ジミンが公園から去ったであろう
時間帯に肉まんを買いに行く
決まって白いノーマル肉まん
ジミンとずっと食べてたのは
これだからカレーまんとかあんまん、
ピザまんは食べない
『『あの！肉まん一つください！！！』』
ぇ？
わたしと同時に重なった声
少し高めの声…ジミンの声
「ジミン…？」
「A？？！」
『申し訳ありませんが、
肉まんお一つしかないんです〜
いかがいたしましょうか？』
．
結局その一つの肉まん買って
2人で公園に向かった
ジミンと肉まん買って公園って
何年ぶりなんだろう
久々すぎて夢なのかなって思った
「あっジミン…奢ってくれてありがと」
「全然いいよ！笑
美味しいうちに食べよ！！」
そう言って肉まんをバッグから
取り出した瞬間
「あっ！！！！！！！！！！！」
肉まんが2mくらい飛んでいった！！
ジミン！！笑
何故にそうなる！！
わたしは思わずおかしくて
吹き出してしまった
「ジミン！！笑
これまだ袋ついててよかったよ！」
「あははっ
よかったぁ〜！！笑」
久々にジミンのこんな笑顔見た気がする
ジミンの笑顔はこっちまで幸せになる
「今度こそは！！！笑」
そう言ってジミンは可愛い小さな手で
肉まんを半分にしてくれた
「はいっ！！」
今のすごい可愛いかった！笑
ってのは秘密
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作者名：じな | 作成日時：2015年9月1日 21時
