ONE PIECE〜もう一つの物語〜 (ページ24)

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その後も宴は続きみかは
ライト、ロンドとこんな話を始めた。

みか「明日の朝、何が起こるんだろ……」

ライト「あぁ…それにあのドンバスという男、何が目的なのか」

ロンド「みかを海軍に渡したところでドンバスに利点なんてねぇだろ？」

みか「懸賞金？」

ロンド「いやいや、そもそもみかに懸賞金なんてかけられてねぇじゃん」

ライト「確かに…」

ロンド「赤犬…海軍に何も言わずにって、ただサプライズしたいだけなのか？？」

みか「じゃじゃ〜ん♪みか生きてました〜♪って？」

ロンド「そうそう！((笑」

ライト「バカ、ふざけてる場合か。…まぁ海軍に言ったらドンバスが攫いに来る前に海軍が来ちまうから自分の手柄が無くなる。
だから言わないって言う単純な理由なんじゃないか？」

みか「うん、普通そうだよね…そうだといいんだけど」

ロンド「まっ！考え込んでも仕方ねぇから明日の朝待つしかないっしょ！」

ライト「フッ、それもそうだな。取り敢えず呑み直すか」

ロンド「かんぱーーい！！！」
ライト.みか「かんぱーーい！！」

ロンド「俺さルフィーさん達のとこ行って戦い方教わってくるわ」

ライト「俺も、ベンベックマンさんとイゾウさんとこ行って銃の事聞いてくる」

みか「んじゃ私は…………どなたかー短剣を愛用していらっしゃる方いますー？…って居ないよねー」

その後みかは短剣愛用者を探すのを諦め
バイゼルの所へ転がり込んだ。

必然的に白ひげ、シャンクス、マルコ、ジョズ、エースなどがおり
みかも難しい話の内容に、ついて行こうとしたが
ちんぷんかんぷんで頭から湯気が出そうになっていたのでした。

宴は海賊団の垣根を越え大いに盛り上がり
いつのまにかそこら中でイビキが聞こえてきた。
みかも同じくバイゼルの側で寝息を立てていた。

白ひげはニヤリと笑いバイザルにこう話しかけた

白「しかしとんでもねぇ小娘を連れてきたなバイゼル」

バイゼル「わしも自分自身で驚いておるわい((笑」

そう笑い飛ばし次にバイゼルはどこか悲しそうな表情になった。

バイゼル「出会った時はみかもまだ12才のガキじゃ、
でものぉ、目が……目が真っ黒に澱んでおったのじゃ。
人を殺しすぎたせいか父親からろくな愛情を注がれてなかったせいなのか。
そんな奴に出会っちまったらほっとけん主義なんじゃよ…」

バイゼルは寝ているみかに目をやり静かに微笑んだ。