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嘘偽りない気持ちだった。
『……でも、違うと思っちゃったの』
「…俺とは付き合えないってこと？」
『ううん、それも違うの』
寧ろ、ジミンとしか付き合いたいと思えない。
でも、…私が子供だったせいで、これは恋ではなく一時的に私の身体が欲しいだけなんだと思ってしまった。
大人になれば好きな人同士が繋がることは当たり前付き合うことくらい理解出来た。
『…私が子供だった』
「……」
『凄く後悔してる。…本当にごめんなさい』
目が覚めたとき、愛してる人が居なかった絶望感は計り知れなかった。
…ジミンにそれを経験させてしまった。
子供過ぎるが故、小さいけれど残酷な罪を犯してしまった。
「…俺はね、全然辛くないよ」
『……え？』
「あの時は絶望だったけど、俺が1番辛かったのはあの日に居なくなったことでも、それ以降来なかったことでもない。
俺のことが、好きじゃなかったって思ったから…」
『……、』
若干震えた声に、鼻の奥がツンとした。
誰よりもピュアに、純粋に私の好いてくれた人を、傷つけてしまった。
「だけど、もう気は晴れたよ。
だってAちゃんは……俺のことが好きなんだよね？」
私をじっと見て安心させるように微笑んでくれるジミンを見て、ようやく乾いた目元がじんわりと滲む。
『…すき』
そう言えばジミンは更に笑顔を深めて私の身体を包んだ。
「ずっと大切にする。だからもう泣かないで、ね？
俺、Aちゃんの笑顔が好きだから」
『…うんっ…、』
「もー、泣かないでって」
赤子をあやすようにトントンとリズム良く揺れる背中。
泣かないでと言われても、幸福感と安心感から優しくされると余計に涙が出てしまう。
「……ねえ、やっぱりもう1つ聞いてもいいかな？」
『…ぐずっ……なに…？』
「…7年間来なかったこの場所に、どうして来たの？」
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リンゴ酢(プロフ) - ほんっっとにこの作品大好きです😭🫶🏻💕ずっと読んでいたいぐらい文章が素敵で感動でしかないです....💞130号室さんの作品大好きです！これからも楽しみにしています🙇🏻♀️💕 (11月9日 0時) (
レス) @page46 id: 5c0db9e802 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - mmne08171さん» mmne様読んでいただきありがとうございます😢✨ジミン帰ってきてくれーー😭あと数話ですが最後までお付き合いどうかよろしくお願いします💖 (2022年10月22日 21時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - ジミン…どこ行っちゃったのー泣 すごく引き込まれました✨何とも言えない感情です🥲 (2022年10月22日 11時) (レス) @page40 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - Suzyさん» Suzy様読んでくださりありがとうございます✨大事に大事にと作ってるお話なのでそう言っていただけて嬉しいです😢💖最後までどうかお付き合いよろしくお願いします💐 (2022年10月15日 23時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 切ない···涙出ました。情景が···すごく好きです🌿🥲めちゃくちゃ楽しみです✨🥲🍀 (2022年10月15日 2時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：130号室
| 作成日時：2022年10月1日 0時
