３２ ※大人表現あります ページ32
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小屋の中は、昔と変わらず埃ひとつない清潔な空間。
よくよく考えてみれば誰かが居るのを見た事ない場所なのに綺麗だったのは、ジミンのおじいちゃんが定期的に掃除をしていたからだったかと今更納得した。
白いカーペットの上に優しく置かれて背中に柔らかな感触がする。
薄暗いけれど外よりも良く月の光が入り真上にいるジミンの顔がよく見える。
「……いい？」
こんな状況でも、念の為と聞いてきたジミン。
ここまできて断るわけもないのに…と思いながら小さく頷くと、先ほどとは違う深いキスが落ちてくる。
深い口付けに息苦しさを感じ口を開けばぬるりとした感触。
分厚く柔らかな舌が口内へと侵入して私の舌を見つけると掬うように絡まり合う。
頬を撫でていた大きな手がゆっくりと下へさがり首元にいき、くすぐったくて身が自然に捩れてしまう。
上からジミンが小さく笑ったような声が聞こえて、唇が離れるのと同時に瞼を開くと銀色の糸が私とジミンの口を繋いだ。
「…かわいい」
それだけ言うとまた小さくキスを何度か落としながら、浴衣の上からやんわりと胸に手が触れた。
浴衣がシワにならないようにって一度起こされて帯が解かれていく。
恥ずかしくてされるがままで、またそれも恥ずかしくて。
下着姿になった私を見て、ジミンは「綺麗」と言ってくれた。
だけど、私ばっか脱ぐのがちょっと嫌でブラのホックに回ってきた腕を払って、ジミンのシャツのボタンに手をかけた。
「…Aちゃん？」
不思議がった声と、真上にある驚いたようなくりくりな瞳。
なんだか可愛くて、ちゅっ、と音が鳴るようにキスをして上から順番にボタンを外していく。
次第に見えてきた肌色は、鍛えているのかかなり筋肉がくっきりと浮かんでいた。
躊躇ってしまえば今より恥ずかしさが増すのは分かっていたから手を止める事なく全て外す。
こんな時にまで、胸の周りやくっきり浮き出た腹筋や首筋に異性の残した痕が無いことに安堵してしまう。
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リンゴ酢(プロフ) - ほんっっとにこの作品大好きです😭🫶🏻💕ずっと読んでいたいぐらい文章が素敵で感動でしかないです....💞130号室さんの作品大好きです！これからも楽しみにしています🙇🏻♀️💕 (11月9日 0時) (
レス) @page46 id: 5c0db9e802 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - mmne08171さん» mmne様読んでいただきありがとうございます😢✨ジミン帰ってきてくれーー😭あと数話ですが最後までお付き合いどうかよろしくお願いします💖 (2022年10月22日 21時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - ジミン…どこ行っちゃったのー泣 すごく引き込まれました✨何とも言えない感情です🥲 (2022年10月22日 11時) (レス) @page40 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - Suzyさん» Suzy様読んでくださりありがとうございます✨大事に大事にと作ってるお話なのでそう言っていただけて嬉しいです😢💖最後までどうかお付き合いよろしくお願いします💐 (2022年10月15日 23時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 切ない···涙出ました。情景が···すごく好きです🌿🥲めちゃくちゃ楽しみです✨🥲🍀 (2022年10月15日 2時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：130号室
| 作成日時：2022年10月1日 0時
