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「だからいっそのこと、ずっとこのまま友達でいようって。
Aにとってどんな立場でもいいから…側に居たくて。


…でもね、高校を卒業してから暫くして、ああ、これダメだなって」




「少しずつ垢抜けていくAを見て、俺は制御が効かなくなる気がしてさ。


そうなった時に、絶対にAを泣かせてしまうことになるかもしれないから。
だったらまだ、会わないで俺の知らないとこで勝手に恋愛して、幸せになって……、


そうしてくれた方が、自分の気持ちに嘘を貫き通せられるって思ったから」




『………』







高校時代の、ジミンの気持ち。


卒業してから会わなくなっていったその理由。




これが、ジミンの本心だというのなら、私とジミンは、ずっと………、







「結局こうして我慢できなくて、伝えて、泣かせちゃったから。俺はやっぱりダメだね…笑」







自嘲するように笑う顔に、酷く胸が痛んだ。




私の頬に手を添えるジミンの手に、自分の手を重ねるとさっきよりも虚になった瞳が私の視線とぶつかる。


やっぱりそうだ…。
気持ちを伝えるなら、…今だ。







『…ジミンはまだ、私のこと分かってないよ』




「…え?」







比喩のような言葉はひとつも頭に浮かばなくて、ただひたすらに、ドキドキする。







『何年も好きだから、私の考えてることがわかるって言ってたけど…』







『私が同じように、ジミンのこと何年も好きだったことには気づかなかったの?』




「……………へ?」









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130号室(プロフ) - Suzyさん» Suzyさん読んでくださりありがとうございます!長年の想いが伝わって私も嬉しいです(笑)これからも是非完結までお付き合いよろしくお願い致します♪ (2021年6月26日 1時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - こちらのお話が大好きです☆やっと思いが通じてホッとしているところです(笑)これからも楽しみにしています♪ (2021年6月24日 22時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - SiNさん» しんさん〜!占ツクの方までコメントを頂けるの嬉しい〜!(泣)最後まで飽きないようにリメイクしつつ頑張ってますのでよければ最後まで読んでやってください★ (2021年5月11日 7時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
SiN(プロフ) - 何度読んでも素敵な作品です(T ^ T) (2021年5月10日 22時) (レス) id: aa020c6be2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:130号室 | 作成日時:2021年4月25日 22時

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