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JM「そしたらもっと料理上手くなるかな!」
『何回もやっていけば慣れてくるよ』
JM「料理凄く難しそうだけど、楽しそうだもん。
僕がハマってもっともっと上手になったらヌナに僕1人で作ったご飯とか食べてほしいな」
『ふふ、頼もしいね』
口の両端を持ち上げて目を細めるジミンを見てると、自然と胸が小さく音を立てる。
たまらずきゅんきゅんしながら笑いかけた。
…あれ、ジミン…w
『口の端にココアパウダー付いてるよw』
JM「え?どこ?」
口を半開きにして顔中を触るのに肝心の付いてる部分には上手く当たらなくて。
指で拭ってあげようと腕を伸ばすと、その手首を掴まれてしまった。
『…?』
JM「ヌナ、取るなら口で取って?」
『え』
さっきまでのあどけない表情からは一変、色気むんむんの艶のある笑みを浮かべた。
JM「ほら、早く」
…こうなった時のジミンは、きっと意地でも私が断る権利を与えさせてくれないだろうな。
腰を上げてテーブルに両手をつき、向かいにいるジミンの口の端に顔を寄せる。
ちゅっ
『わ、』
直前にジミンがこちらを向いたせいで、唇同士が触れた。
してやったり。といったような笑顔。
JM「チョコ味のキスっていいね。ハマりそう」
可愛いとは程遠い笑みを浮かべたまま自分の唇をぺろりと舐めたジミン。
…若い子の興味は怖い。
そう思わされたバレンタインになった。
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130号室(プロフ) - ナツさん» わーい!!いかに皆様の表表情筋を緩くさせるか必死だったので大成功です(笑)クリスマスを…それは、私の負けですね(?)別サイトとの事ですがお互い素敵な作品を作っていきましょうね♪読んでくださりありがとうございました!♪ (2021年2月23日 11時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - 花帆さん» 花帆様、続けて此方にもコメント嬉しいですっ!甘ったるい時間を作りたかったのでそう言っていただけて幸せです♪こちらこそ読んでくださりありがとうございました♪ (2021年2月23日 11時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - すっごく面白かったです!微笑ましくて終始表情筋ゆるゆるでした笑安心してください!別のサイトですが私はこの時期にクリスマスを書いてます!!() (2021年2月23日 0時) (レス) id: d5650580fd (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 一気に読ませて頂きました♪どのお話も可愛かったですv(*´艸`*)特にジミンとテテのお話好きです!きゅんとしましたっ///書いて下さってありがとうございますヽ(*≧ω≦)ノ (2021年2月22日 0時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - ミサモさん» ミサモ様!キュンしてしまいましたね!?(?)最高だなんて言ってもらえたら頑張れます〜(泣)ありがとうございます!! (2021年2月18日 11時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:130号室 | 作成日時:2021年2月16日 22時