STORY 45 ページ45
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カーテンの隙間から入る
眩い日差しに目を細める。
あのまま寝ちゃったんだ…。
頭を動かせば、まだ気持ちよさそうに眠る
テヒョンが居て、自然と笑みが溢れる。
起こさないようにゆっくり動いて
テヒョンの胸に顔を埋めた。
上の服を着てない肌は温かくて
トクントクン、と規則正しい音が心地よくて瞼がまた重くなる。
「朝から誘ってんの？」
「…え？」
見上げるといつのまにか起きていたテヒョンが
何度か瞬きしてから小さく笑った。
「別に朝から出来るタイプだけど？」
「私は無理、腰痛いし」
「えー、俺そんなに激しくしちゃったっけ」
…もう疲れたって言っても
あと1回だけって言って何度もしたくせに。
「んー何か久々に深く眠れた気がする」
「…最近眠れなかったの？」
「眠れるけど、ここ最近じゃ1番眠れたかなあ。
A抱き心地良いし柔らかいし良い匂いするし」
「うわ…何か言うことオヤジ臭い…」
「ねえ笑
俺のが年下なの忘れてない？」
小さく息を吐いて笑うテヒョン。
起き上がろうとすると後ろから腰に腕が巻かれて
そのまま背中にテヒョンと温度を感じる。
「もう少し、寝よ？」
「…朝ごはんいらないの？」
「ん、Aいるからいらない」
「私はお腹空いたんだけど」
「もー、冷たいなあ。
昨日はあんなに可愛く鳴いてたのに」
「………変態」
「変態で結構ー。
好きな子目の前にして変態で居られないわけないでしょ」
好きな子ってワードに慣れてなくて
不思議と胸が熱くなる。
本当に恋人になれた気がして
心の奥底から満たされたような気分になった。
まさかテヒョンとこんな風な関係になるだなんて
思ってもいなかったけど…。
好きになった人がテヒョンで
テヒョンが初めて好きになった人が私で、良かった。
「…テヒョン」
「…んー？」
「………好きだよ」
「………………はっ！？！？！？
待って！！可愛い！！もう一回言って！！！」
「やだ」
「Aのデレとかレアじゃん！
お願い！もう一回だけ！」
「やだ…笑」
「ねーえー！不意打ちとかずるい！！」
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130号室(プロフ) - 花帆さん» 花帆様ありがとうございます〜！シスコンジミンは私も結構お気に入りなんです（笑）最後まで読んでくださりありがとうございました！♪ (2021年2月23日 11時) (
レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 一気に読ませて頂きました！シスコン弟ジミンめっちゃ可愛いです/// テテの天然ながらも夢主さんを元気付けようとするところや告白のところにきゅんとしました(*´艸｀*)ハッピーエンドで面白かったです！完結おめでとうございます！ (2021年2月22日 2時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：130号室
| 作成日時：2020年11月20日 20時
