恋を忘れた私と知りたいジョングク

虚無ジョングク ページ14

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『え…あれ誰ですか』


JM「正真正銘、黄金マンネ、チョンジョングクだよ」


TH「あれーヌナ！何でここにいんのー？」




練習室に入ってくると、嬉しそうなテテの声か聞こえたけど
無視して真っ直ぐ先に居るジョングクを見つめる


といっても、本人は私の来たことにも気づかずに
体育座りをしてぼーっと天井を見上げている


…え、こ、怖…




『ちょちょ、ホソク！(小声)』


HS「あ、ヌナおはよう」


『おはよう、てか、ジョングクどうしたの？』


HS「え？…あー、あいつね

朝起きてからずっとあんな感じなの」




ダンス練習が始まってもずっとぼーっとしていて
何度かホソクから注意をしたらしいんだけど
それでもずっとこの状態だとか…


中途半端なことや、努力をしない人が嫌いな
ジョングクがこんな風になってるのは
メンバーも滅多に見ないらしく
怒るに怒らないらしい…


…困ったもんだ




『で、何で私を連れて来たわけ？』


JM「ほら、Aヌナってグギから気に入られてるでしょ？」


『不覚にもな』


JM「だから、どうにか出来るかなーって」


『いやアンタらが無理なら私も無理だから、それじゃ』


JM「だめだめ！ねーお願いっ

グギがこのままだとカムバ上手くいかなくなっちゃうよ？

そしたらヌナのせいだってマネヒョンにチクっちゃうよ？」




…可愛い顔して脅迫すんなよ




『はあ、分かったよ…』




ありがとうっ！と語尾にハートが付くレベルで
飛び跳ねるジミン、調子の良いやつだな




『ジョングク』


JK「……」


『おい！！お前だよ！チョンジョングク！！』


JK「…あ、れ？ヌナ、何でここに…？」









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