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MG『今まで親しくしてきたのは俺だけだったのに、なんで、どうして、何があった？今のジフン先輩の頭の中はきっとこうです。彼女が占める割合よりA先輩が占める割合のほうが多いです』
さすが恋愛経験豊富なだけある…スニョンには微塵も感じられなかった説得力が存在している。
MG『ありえない、俺とあいつは兄妹だと思ってたのに、恋愛感情なんか抱いたことないのにって、そう思えば思うほどA先輩のことを異性として意識します、もう無限ループです、抜けられません。』
「…ミンギュ先生…」
SY『…あれ、少し前まで俺が先生って呼ばれていたはずなのに…』
ポンコツ先生は友達に降格です。
MG『俺とA先輩が仲良くすればするほどジフン先輩の嫉妬はどんどん膨れて、いつの日か爆発します！だからA先輩は俺と仲良くすればいいんです！』
「な、なるほど…！！！」
MG『そうすれば自ずと向こうから告白される日が来ます！』
「告白……！！！！」
彼女と別れる選択をしたジフンが私に向かって両手を広げて待っていてくれている図が頭に浮かぶ…！幸せな未来…！！私はまだジフンのこと好きでいいんだ、諦めなくていいんだ…！！！
MG『それにしても、ジフン先輩って、独占欲強めなんですね〜』
「どっ、どくせんよく…？」
いきなり聞きなれない言葉とジフンがセットになって返ってきた。
MG『だって、俺がA先輩に頭ふいてもらっただけでその反応でしょ？よっぽどA先輩が自分以外の誰かと親しくしてるのが嫌だったんだね〜』
「…そ、そういうことになるのかな、そう捉えていいのかな…！？」
MG『むしろそれ以外に捉えようがないから！ジフン先輩もA先輩もピュアで可愛いですね〜』
ミンギュに馬鹿にされたような笑い方をされた。
.
.
名探偵ミンギュのおかげで私の心のモヤモヤは吹っ飛び、なんとか風邪もなおりそう。
「じゃ、2人とも気をつけてね、今日はありがとう」
毛布をぐるぐるに巻いて、というか巻かれて、玄関先まで2人を見送る。
MG『じゃ、A先輩、風邪がなおったら早速俺とイチャイチャしようね』
「…チャラ〜…ドン引き〜…てか、ダメじゃん！ミンギュ彼女いるし！」
MG『先輩の恋路のためならこれくらいへっちゃらですよ！A先輩は俺の数少ない大切な先輩ですから！』
SY『その数少ない大切な先輩には俺も入ってるよな！！』
「……では、お言葉に甘えて」
MG『じゃ、さよならのハグ』
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
