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MG『そんなの簡単じゃないですかー！』
器用にリンゴを剥いて、なおかつウサギ型にしていくミンギュ。
MG『ジフン先輩は俺とA先輩の仲に嫉妬してるんですよ！』
すごい、なんて完璧なウサギ…ミンギュ、あんた料理もできるなんて…この見事な包丁さばき…神はミンギュを出来る男にしすぎたのではなかろうか…！？見よ、ミンギュの隣で絶望しきっている10時10分の姿をっ…！！！
MG『って、聞いてます？』
「いやー、ミンギュすごいね、料理もできんの？」
SY『俺おまえと結婚するわ』
「スニョンにミンギュはもったいないから」
MG『少しは人の話聞いてください』
ウサギ型リンゴが全て完成したところで、ミンギュの話をちゃんと聞く体勢になる。
MG『それは、ジフン先輩の嫉妬です！』
私はスニョンに話した内容と全く同じことをミンギュにも話した。
SY『ほらー！やっぱり！俺とおんなじ答えじゃーん！おれ間違ってなかった〜！』
「肝心な、なんで？の後答えられなかったからあんたは失格！」
SY『…で、その見解に至った理由は？』
MG『ジフン先輩にとって俺は初めて登場してきた未知の生物なんです』
未知の…生物…？？
MG『A先輩、今までジフン先輩以外の異性と親しくした経歴はお持ちですか？』
「いいえ！持ってません！！！ジフン一筋で生きてきました！それだけが取り柄でした…それ…だけが…」
MG『あー、もういい！いいから！…だからこそ、未知の生物なんです。今までA先輩が好意を向けていたのは自分だけだったのに、俺に対してもA先輩が似たような好意を向けている。その事実がたまらなく不快だったんです』
「……えっと、なぜ？」
MG『…ジフン先輩のこと、これから鈍感って理由で怒っちゃダメですよ。先輩も似たようなもんです』
ミンギュに呆れられながらも、私は答えの続きを待った。
MG『要するに、ジフン先輩はA先輩のことが好きなんです！ほら、よくあるじゃないですか、失ってから気づく、離れてから気づくものがあるって。ジフン先輩は離れてみてやっと、A先輩が自分にとって唯一無二の存在だったことに気づいたんです！』
ジフンが、私を、好き？
「…でも！！私ジフンに兄妹としか思われてなくて、近づいてもドキドキされなくて、これっぽっちも意識されてないよ！？それなのに好きって、ありえる！？」
MG『ジフン先輩には、A先輩を意識した瞬間があったはずです。』
「意識した瞬間…？」
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
