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「……えっと、今、なんて？」
SY『………いや、だから、その…』
昼休み、ジフンに気持ちを確認しに行ってくれたスニョンは絶対に輝きに満ちた表情で私に向かっておめでとう！！！！って言ってくれると思ってたのに。
全然輝きに満ちてない。
むしろ、真っ青。
そして、私の頭の中も今真っ青。
真っ白の上が真っ青なの？？？
頭の中がひんやりすることってある？？
「私の聞き間違えかもしれないんだけど、あれ、耳がおかしくなったかな、ごめんね、全然聞き取れなかった。え、今、ジフン彼女できてたって言った？？聞き間違えだよね、」
SY『…聞き間違えじゃない…残念、ながら…』
ガヤガヤした昼休みの教室、ボソボソ話すスニョンの声がうるさいくらいに私の耳に届く。
「…かのじょ…？」
SY『彼女…』
「彼女ってあの彼女？」
SY『あの、彼女…』
「え、手繋いで登下校したりとか、」
SY『うん…』
「デートしたりとか、」
SY『うん…』
「おはよう、とか、おやすみ、とかくだらないメッセージ送りあったりとか、」
SY『………』
「キス、したりとか、」
SY『………そう、です』
心が折れるってこういう時に使うんだって、そう思った。頭がからっぽになるって、こういう時に使うんだって、そう思った。
「私、何のために、今までジフンのこと避けてたの」
会いたくても、どんなに会いたくても我慢して、朝の習慣だった起こしに行くこともやめて、くだらないこと話しに行くのもやめて、大好きだけど、大好きだからこそ、意識してもらいたかったから、ボロボロになったけど、今まで頑張って……
放心状態のまま、自分の席に座った。座ったっていうより、足の力が抜けてストンと落ちた感じ。
SY『A…、その、ごめん…』
「…なんでスニョンが謝るの？」
SY『俺が、意識させよう、なんて言ったから…』
「スニョンの言ったことは全て正しかったよ。当たり前だけど、問題は私だから。どんなに頑張っても、意識してもらえない魅力のない人だったってだけだから、」
SY『それはっ…』
「あ、もう予鈴鳴るよ！はい、席戻って！」
.
.
無理やりスニョンを席に座らせて、
その後の記憶が正直あんまりない。
午後の授業は何一つ覚えてない。
気がついたら放課後になっていて。
私は旧校舎にある天文部の部室の前にいた。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
