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それから私は、心を鉄の塊にして、鬼にして、仏にして、徹底的にジフンを遠ざけた。
朝も起こしに行かず、ひまな時間はすぐにジフンの部屋に行っていたけど行かず、おばさんに夕飯一緒に食べようと言われても行かず、
本当に徹底的に、徹底的に遠ざけた。
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「………しぬ、ほ、ほんと、しんでしまう…」
こんなにもジフンに触れていない、見ていない時間が長いことは初めてで、まじで脳がジフン足りないよ！！！！！って大声で叫んでいる。
SY『今日でジフナ離れ生活始めてから1ヶ月経つわけだが…何か反応はあった？？』
そう、早いもので季節は初夏。桜が舞っていた春の風は消えて、新緑香る爽やかな季節へ色を塗り替えていた。
「………私はもう生きている意味がよく、わかりません……ジフンから反応があったら、こんなに痩せこけていません……潤いゼロです…ジフン欠乏症でこの世からおさらばすることになる、助けてください……もうやめませんかこれ……」
SY『頑張っているAに差し入れ』
机の上に置かれた牛乳。
SY『朝練終わりにサイダー買おうとしたら、間違えて押しちゃった』
「牛乳ならジフンに…あげないと……」
あぁ、可愛い可愛いジフンさん…1ヶ月で身長は伸びましたか…？何か変化はありましたか…？
SY『………よし、そろそろいいだろ！』
「え、」
SY『俺がさりげなーく、Aへの気持ちを聞いてきてやる！』
「え、まじですか！！！！」
SY『…本当に、本当の本当にこの1ヶ月、ジフンに会ってないし、触れてもいないんだな？』
「本当です本当です！！！！見てください！この痩せこけ具合を！！！ジフンに兄妹みたいなもんじゃんって言われた時はまだ朝昼晩ってご飯食べられてたけど、今は食事が喉を通らない！！神に誓う！！」
SY『…今日の昼休み、A組に行って確認してくる』
スニョンがすっと右手を差し出してきた。
SY『…この1ヶ月、よく頑張ったな。努力が報われる時が来たぞ…！！』
「す、スニョン先生…！！！！！」
私はスニョン先生と熱い握手を交わした。
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前までジフンを少しでも見かけたら近寄って可愛い！すき！と伝えていた女が、急に態度を変えて自分に好意の「こ」の字も見せず、そっけない態度をとり続けていたら、そりゃ、嫌でも意識せざるを得ないよね！！！！
あれ、あいつ、どうしたのってなるよね！！！
ジフンの頭の中は完全に私でいっぱいだよね！！！
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
