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MG『家の中濡れちゃうと悪いから、ここで待ってます、タオル貸してもらえるだけで大丈夫です。』
「わかった、ちょっと待ってて、」
部屋が割と散らかってたから、そう言ってもらえて安心した。色々とわかっている、キムミンギュ。それにミンギュを玄関に入れてお母さんにとやかく言われるのもめんどくさい。わかっている、キムミンギュ…。
ドアの外で待つミンギュにタオルを渡すと、受け取らずに、笑顔で頭を下げた。
「……はぃ？」
MG『拭いてほしいなって！』
「…………はぃ？」
ジフン以外に恋愛感情を抱いたことない私は、このミンギュの行動がハテナでしかなかった。
MG『俺、誰かに頭ふいてもらうの好きなんです』
「彼女によくやってもらってるわけね、はいはい。私は彼女じゃないので、やりませーん」
MG『ケチー、これくらいいいじゃんー！A先輩がふいてくれないならここから動かない〜』
めんどくさい。非常にめんどくさい。
「あー、もう、わかったよ！！！」
本当に大型犬のお世話をしているみたい。
MG『わー、A先輩雑〜！』
「文句言わない！！」
ミンギュの頭をガシガシふいていると、隣で何かが落ちる音がした。
と、同時に止まる私の手。
MG『…ん？A先輩？もう終わり？』
私とミンギュを見て、立ち尽くすジフン。
ジフンの足元にはジフンが落としたであろう傘。
「…ミンギュ、やっぱり中入って！」
MG『え？』
「髪ふいただけじゃ風邪引くから！早く！」
MG『別に大丈夫…』
「いいから！！！」
強引にミンギュの手を引いて、家に入れた。
ジフンの顔、見たくなくて。
昨日のこと、思い出しそうで。
離れるって言ったのジフンなのに、
あんな顔しないでよ。
MG『…あれが、ジフン先輩？』
「うん、ごめん、」
MG『謝らなくていいのに』
「なんか、顔、見たくなくて」
MG『うん、』
「こんな感情抱いたことないのに、」
MG『そういう時もあるよ』
「…早く忘れたい」
ミンギュにこんなこと言っても仕方ないのに。結局タオルを渡して、ミンギュには帰ってもらうことになった。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
