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「…ただいま〜」
少々浮ついた足取りで帰宅した。
原因はもちろんジョンインくん。
JK『おかえり！』
「…また来たのね」
スウェットを着てソファでくつろいでいるジョングクは今日も泊まるつもりらしい。
JK『来ちゃいけないみたいな言い方やめてよ！姉ちゃんが一人で寂しいと思って来てあげてるのにさ〜！感謝してよ！』
「…それはどうも。」
JK『…何か嬉しいことあった？』
「…え？」
JK『顔が嬉しそう。』
とうとう表情筋まで操れなくなったか。いや〜…何とも恐ろしい……
「…嬉しいことがあったっていうより…久しぶりに潤いをもらって若返ったって感じ？」
JK『その割には若返った感ゼロだけどね。』
「………今日も絶好調ですね。」
しらっとした顔で毒を吐くジョングクは子犬ちゃんよりタチが悪い気がする…
JK『お酒飲んできた？』
「まぁ…少し？」
JK『…イケメンとでも飲んできたの？』
「うん、イケメンと飲んできた」
JK『え、まじで！？2人！？』
「いや、4人」
JK『なんだ〜…つまんねぇー』
何であんたがガックリ肩を落とすのよ。
「…枯れた木も再生できるんじゃないかってくらいの潤いをもらったの」
JK『…何それ？』
「私の想像をはるかに超える潤いだったの！」
JK『…よかったね？』
「よかった…よかったのか…いつもより飲めなくて物足りない感はすごいけど…よかった」
JK『ちょっとぶつぶつ独り言話すの気持ち悪いからやめてよ〜』
ジョングクの暴言に背を向けリビングを出る。
口をぽかんと開けて動かなくなった私に若干戸惑っていたジョンインくんが頭から離れない。
ジョンインくん、あなたは恋愛経験値が恐ろしく低い人間にものすごいこと言ったんだよ。
きっとジョンインくんは何も考えずに発した言葉なんだろうけど。
携帯を開いて新規登録された名前を見る。
「…ふ、へへ…」
うわ、きもちわ…
JK『キモい。』
「うわああっ！汗
びっくりした〜……」
JK『まじでそれはやめたほうがいいよ。最高に気持ち悪い。歯磨くからそこどいて〜』
いないと思っていたジョングクに思いっきりにやけたところを鏡ごしに見られてしまった。
…いや、さっきの微笑みは自分でもキモいって自覚したからね？
JK『上手くいくといいね！そのイケメンと！』
「や、違う！そんなんじゃなくてただ…なんていうかこう…とにかく違う！汗」
ジョングクの爆弾発言に全力で否定した。
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じぇの(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎日チェックしますー！ (2015年11月25日 23時) (
レス) id: 911ac26ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 更新ありがとうございます！登場人物一人一人がうまく描かれていて本当にめっちゃ面白くてわくわくします〜TT！ジョンインくんに彼女がいないことを祈ってます！（笑） (2015年11月24日 18時) (レス) id: db7bd54a2e (このIDを非表示/違反報告)
ヘラ(プロフ) - 更新待っていました！！このお話になたんが可愛すぎで大好きです！！これからも楽しみにしています！ (2015年11月23日 22時) (レス) id: cf519f454a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 続きが読めて嬉しいです！ (2015年11月23日 16時) (レス) id: 1651fff81d (このIDを非表示/違反報告)
wk(プロフ) - まってましたー！！更新嬉しいです！ (2015年11月23日 13時) (レス) id: baa6976490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2014年10月19日 19時
