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BH『…A先輩……』
「…え、なに、近いんだけど」
横に座っているベッキョンくんに両肩を持たれて無理矢理向き合う形にさせられる。
BH『…ほんとは言おうかずっと迷ってて…』
「…え、え…」
この雰囲気とこのパターンって…もしかして一番の相談相手だと思ってた友達が実は自分のことを…って…！？
BH『…実は今も迷ってて…でももうそんなA先輩見てられなくてっ…』
伏し目がちに話すベッキョンくん。
「…え、ちょ、ま、な、にを…！」
BH『…A先輩、』
「…は、はいっ……」
BH『…歯に…青のりついてます…』
「……………は。」
BH『…お昼は焼きそばパンですか…』
「…そう…だけど…」
BH『あ、やっぱり？(笑)当たった〜！』
ほんのりピンク色の雰囲気が漂っていた空気が一転、騒がしい黄色に変わった。
「…え、いや、ベッキョンくん？」
さっきまでの真剣な顔はどこへやら。
ヘラヘラ笑ってるベッキョンくん。
BH『A先輩落ち込んでるな〜って思って』
ベッキョンくんはこういうやつだった。私のこと女として見てないんだった。少しでもまさか…！？と思った私がバカだった。やられた。
BH『いやー、ほんとはね？慰めの言葉の一つでもかけられればよかったんですけど、俺そういうの得意じゃないし、ましてやA先輩だし？』
「…どういうこと？」
BH『バカで能天気な後輩に慰められるの嫌いでしょ？(笑)』
「別にそんなこと…」
BH『それに俺はA先輩のこと好きですよ〜って言おうと思ったんですけど、死んだ魚みたいな目してる先輩見たら笑って言えそうになかったんで(笑)』
「…死んだ魚って…」
BH『あ、もちろん女としてじゃなくてですよ？いい先輩として〜』
「わかってるわかってる。もういいって」
どんよりしていた心もマシンガンのようにペラペラ話すベッキョンくんのおかげで少しだけ晴れた気がする。
「ベッキョンくん」
BH『はい？』
「ありがとね。」
BH『…はーい(笑)』
「あ、でも無理矢理背中押した罰として明日のお昼おごってね。」
BH『えー！金欠なのに…』
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じぇの(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎日チェックしますー！ (2015年11月25日 23時) (
レス) id: 911ac26ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 更新ありがとうございます！登場人物一人一人がうまく描かれていて本当にめっちゃ面白くてわくわくします〜TT！ジョンインくんに彼女がいないことを祈ってます！（笑） (2015年11月24日 18時) (レス) id: db7bd54a2e (このIDを非表示/違反報告)
ヘラ(プロフ) - 更新待っていました！！このお話になたんが可愛すぎで大好きです！！これからも楽しみにしています！ (2015年11月23日 22時) (レス) id: cf519f454a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 続きが読めて嬉しいです！ (2015年11月23日 16時) (レス) id: 1651fff81d (このIDを非表示/違反報告)
wk(プロフ) - まってましたー！！更新嬉しいです！ (2015年11月23日 13時) (レス) id: baa6976490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2014年10月19日 19時
