41。 ページ41
JK『…ただいまー』
「おかえり〜!!ほら、子犬ちゃん挨拶して!!私の偉大なる恋愛大先生に!!」
BH『はじめまして〜A先輩と一番仲の良い後輩であり、良き相談相手のベッキョンと申します〜以後お見知り置きを〜』
ベロベロになった子犬ちゃんと、いつもよりハイテンションな私を見て、眉間にしわを寄せるジョングク。
まぁ、ダンス練習から帰って来てクタクタの体にこの濃い絵面はきついよね。
JK『…外で飲んでくるって言ってなかった？』
「そうしてたんだけどー、ちょっと盛り上がっちゃってー…ね〜？」
BH『一回先輩の家行ってみたくてお願いしたらあっさりオッケーしてくれました〜』
JK『……はぁ、なるほど…』
この酔っ払い共と会話が成り立たないと思ったのか、くるりとリビングから出て行こうとするジョングク。
BH『あ、弟くん！大丈夫大丈夫！先輩のことは女として見てないんで〜！その辺のことはノープロブレム！(笑)』
「ちょっとー！私だってベッキョンくんのこと男としてなんか見てないんだからね！？そうじゃなかったらこんな簡単に家にあげたり…」
JK『イケメンくんの家から朝帰りして来た時はあんなに焦ってたのに、ベッキョンさん、ほんとに男として見られてないんだ(笑)』
BH『え？』
ヘラヘラ笑うジョングクを除いて、私と子犬ちゃんが固まった原因は、男として見られてない云々ではなく、その前。
BH『…イケメンくんの家から朝帰り？』
JK『あれ？ベッキョンさん知りませんでした？良き相談相手とか言うからてっきり…』
「べ、べべべベッキョンくん！飲もう！ね！飲もうほら！ね！飲め！」
ジョングクの爆弾発言により、一気に酔いが覚めた私と…ベッキョンくん。
「じょ、ジョングク！今の会話の流れと私が、あっ、朝帰りした話は全くの無関係でしょうが！余計なこと言わないの！ほら、さっさとお風呂に…！！」
キョトンとした表情のジョングクを無理矢理リビングから追い出す。
ゆっくりと後ろを振り返る。
キラキラした瞳のベッキョンくんとばっちり目が合う。
BH『イケメンくんって〜…もしかして、ジョンインですか？？？』
どうやら彼の酔いはすっかりどこかへ消えたらしい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2854人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じぇの(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎日チェックしますー！ (2015年11月25日 23時) (
レス) id: 911ac26ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 更新ありがとうございます！登場人物一人一人がうまく描かれていて本当にめっちゃ面白くてわくわくします〜TT！ジョンインくんに彼女がいないことを祈ってます！（笑） (2015年11月24日 18時) (レス) id: db7bd54a2e (このIDを非表示/違反報告)
ヘラ(プロフ) - 更新待っていました！！このお話になたんが可愛すぎで大好きです！！これからも楽しみにしています！ (2015年11月23日 22時) (レス) id: cf519f454a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 続きが読めて嬉しいです！ (2015年11月23日 16時) (レス) id: 1651fff81d (このIDを非表示/違反報告)
wk(プロフ) - まってましたー！！更新嬉しいです！ (2015年11月23日 13時) (レス) id: baa6976490 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いよ
| 作成日時：2014年10月19日 19時
