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結局私はジョンインくんの隣を歩いて外へ向かっている。
いや、正確には30センチ弱後ろを歩いて外へ向かっている。
JI『…隣歩いてないですよ』
「…これで勘弁してください」
社食の横を通るとき、おびただしい数のバチバチつけまつげビッグアイが私を見ているのがわかった。
自然と早歩きになった私とは対照的にマイペースに進むジョンインくん。
仕方なく後ろを歩くことにした。
早く目的地に着いてくれ…！そして明日からも平凡に過ごさせてくれ…！
お店に着くまでの少しの間、祈ることしかできなかった。
.
JI『…こんなお店あったんだ』
会社に近いと誰か知り合いがいるかもしれないと思って少し離れた位置にある小さくておしゃれな洋食屋さんに来た。
「静かにランチもたまにはいいなって思って…」
JI『Aさんセンスいいね』
ジョンインくんの敬語が完全に無くなっている。会社を出たからだろうか…
それだけで私の心拍数はどんどん上がる。私の水だけがどんどん減る。
「…あ、ほんとに…急に誘ってごめんなさい…予定とか色々あったよね？」
JI『いや、ないよ。あったとしてもAさんとの約束優先する』
やばい、飲み込まれる。
「…だ、だから今日は私が出すから…！この前色々迷惑かけちゃったし、その…借りは作りたくない主義なんで！」
JI『なんでそうなるわけ？(笑)飲みに行った時割り勘ねとは話したけどさ。』
…ランチはノーカウントですか！？汗
これで全てチャラにしようとしていたんですけど！
JI『Aさんいつ暇？』
「え、いつかな〜…？」
予想外の攻撃に治癒が間に合いません！
JI『…ベッキョン先輩とはすぐ行くのに』
「…え？ベッキョンくん？」
JI『…俺との約束はそうやってはぐらかそうとする。』
若干ふてくされてる様子が見て取れるんですけど。このジョンインくんの表情で白米3杯いける気がするんですけど。
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じぇの(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎日チェックしますー！ (2015年11月25日 23時) (
レス) id: 911ac26ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 更新ありがとうございます！登場人物一人一人がうまく描かれていて本当にめっちゃ面白くてわくわくします〜TT！ジョンインくんに彼女がいないことを祈ってます！（笑） (2015年11月24日 18時) (レス) id: db7bd54a2e (このIDを非表示/違反報告)
ヘラ(プロフ) - 更新待っていました！！このお話になたんが可愛すぎで大好きです！！これからも楽しみにしています！ (2015年11月23日 22時) (レス) id: cf519f454a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 続きが読めて嬉しいです！ (2015年11月23日 16時) (レス) id: 1651fff81d (このIDを非表示/違反報告)
wk(プロフ) - まってましたー！！更新嬉しいです！ (2015年11月23日 13時) (レス) id: baa6976490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2014年10月19日 19時
