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【楽しみにしてます。】
簡素な文がこんなにも輝いて見えることを私は今まで知らなかった。
たった8文字なのに心臓が破裂しそうなほど高鳴る。
ジョンインくんと連絡先を交換してはじめて送った文章は明日のランチ一緒にどうですか？というごく普通のもの。
返信が来なかったらどうしようとかそんなことばかり考えて緊張が止まらなかった。
そしてこの返信。
私には眩しすぎて直視することが出来ませんよ。
やばい、口角が上が…
JK『…にやけながらパックすんなってば』
ジョングクの指摘で一気に無表情に戻る。
JK『姉ちゃんがパックとか珍しいね』
「一応女ですから」
JK『合コン？それともイケメンくんとご飯とか？』
「…………」
JK『姉ちゃんがニヤける理由なんてほぼ一つだもんな〜。』
私は1日に何度ギクッて効果音を聞かなければならないのか。
JK『さっさとイケメンくんと離れないと姉ちゃんの財布、空になるよ』
若干の茶化しを含んだような声色に少しムッとした。
「ていうか！ジョングクはいつまでここに居座る気！？もうお父さんとお母さん帰ってきてるでしょ！？」
JK『………ダメ？』
「！？！？！？」
さっきまでのガキンチョボイスから一変。なんだ、この捨てられそうになってるうさぎみたいな声と顔は。汗
「はぁ！？なにがダメ？なのよ！まさかあんた…これからもここに居座るっ…」
JK『…俺、姉ちゃんと一緒にいるの楽しくて…』
「…そんなこと言っても…」
JK『姉ちゃんのこと好きなのに…そうやって簡単に追い出そうとするんだ…？』
コイツはわかってる。私がジョングクのこの表情に弱いことをわかってる。
少々理屈の通らないこと言ってる気がするけど。
「……あ、あと少しだからね！！」
全てジョングクの作戦だとわかっていながらも頷いてしまう。
JK『やったー！姉ちゃん好き〜』
お泊まり延長が決まった途端、私からテレビに目を移すジョングク。
なんて薄情な…！
私がダメ男に捕まる理由はこういうところにもあるのかもしれない。
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じぇの(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎日チェックしますー！ (2015年11月25日 23時) (
レス) id: 911ac26ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 更新ありがとうございます！登場人物一人一人がうまく描かれていて本当にめっちゃ面白くてわくわくします〜TT！ジョンインくんに彼女がいないことを祈ってます！（笑） (2015年11月24日 18時) (レス) id: db7bd54a2e (このIDを非表示/違反報告)
ヘラ(プロフ) - 更新待っていました！！このお話になたんが可愛すぎで大好きです！！これからも楽しみにしています！ (2015年11月23日 22時) (レス) id: cf519f454a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 続きが読めて嬉しいです！ (2015年11月23日 16時) (レス) id: 1651fff81d (このIDを非表示/違反報告)
wk(プロフ) - まってましたー！！更新嬉しいです！ (2015年11月23日 13時) (レス) id: baa6976490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2014年10月19日 19時
