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「 二人って知り合い? 」
左斜め前に座っている男が、
みんなが気になることを代表として訊いた。
「 親密な関係、だよな? 」
彼は余裕そうな顔で私を見ている。
一斉に視線が私たちに集まった。
一夜を共にしただけで、
親密な関係と言えるのか分からないけど。
否定できる空気ではなく、
ひきつった笑顔を張りつけて首を縦にふった。
合コンなんて来なければ、と後悔。
「 これから、合コンするんだけどAも来て 」
帰る支度を始めていたら、
ルナに合コンへ強制参加させられることになった。
私が行ったら、人数が合わなくなる。
何度も帰ろうとしたが全て止められ、
男性たちには伝えてある、そう言われた。
逃げようにも逃げられない状況をつくられた。
どうして、いきなり誘ったか分からない。
いつも行く居酒屋とは違い、
オシャレなカフェに連れていかれた。
ちょうど、男性たちと店先で会い、
皆でお店に入ることになった。
やっぱり、私が来たせいで男性の人数が少ない。
「 あと一人呼んだけど、
来るか分かんないです 」
ドアを開けてくれていた男性が言った。
「 遅れてごめん! 」
みんなが一斉に彼に注目する。
私の間違いじゃなければ
遅れて入ってきたのは、ジョングクさん。
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ミルクティ(プロフ) - 更新、待ってます! (2017年12月27日 22時) (レス) id: e7d8c66711 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております!(*^ω^*) (2017年11月16日 14時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バブル | 作成日時:2017年2月1日 20時