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三十九話byコハク ページ2

これはコハクちゃんが倒れてからシグ兄さんのバトルが始まる前までの時間にあったことです!!


めちゃくちゃ長いっす皆ごめんっっ( ;∀;)


****



「…………ぅ……ん……。」




目を覚ました。

視界が、ぼんやりしたものからはっきりしたものへと変わっていく。


―――ここは――――?


頭がガンガンする。
体が熱いし、思考も上手く回らない。


………私……どうしたんだっけ……?


朦朧とする頭を必死に働かそうとした瞬間、



「……お、やっと起きたか。」


すぐ横で声がした。

……この声は――――。


「………し、ぐ………?」

「何で疑問形なんだよ」

少し呆れたように笑うその人は、私の額に手を当てて、


「……まだ結構熱あんな……。」

と呟く。


その手が離れるのをちょっと残念そうに見ていれば、


「……なんだよ。んな目で見んなっつのw」


ふっと鼻で笑われてしまった。




「……ねぇ、私、どうしたの………?」

「…覚えてねぇのか……。お前、試合相手に肩やられただろ?そいつの爪に毒でも入ってたんじゃねーか?」



…………そっか……。


……ぁ……。そうだ…………。


「ねぇ……その時の相手の人、今どこに、いるかな……?」

「さぁ……俺は知らん」

「………そう…………。」



………探さないとな……。


そう思いながら、シグの方を見る。

もう既に片手の本に目を落としている彼の横顔を見ていたら、何だか安心して力が抜けた。

と同時に、甘えたいなあとも思ってしまう。



「………ねぇ、シグ……?」

「………なんだ?」



「手……握って…………?」


淀みなく本の文章を追っていた目の動きが止まり、驚いたようにこちらを見る。



「…………は?」



「……お願い………ちょっとで良いから……」




すがるような目をしたのか、

したように見えたのか、



「……ちょっとだけだかんな………」


そう言って彼の一回り大きな手が、私の一回り小さな手を包む。



「……シグ………あったかいね…」

「そうか?お前のは熱いぞ。」




相変わらず頭は痛い。


それでも、私の中はふんわりした優しさで満たされていた。



















「……おいコハク。」

「………何………?」

「そろそろアレを使ったらどうだ?」

「ぁ……。やっぱり……バレてた………?」

「……やっぱりってお前………」

「えへへ……。ごめん………。」




「……ちょっと、シグに甘えたいなって思って…」

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*LERELUA*(プロフ) - ユズヒさん» マジマジ( ̄▽ ̄)゙ (2013年8月12日 22時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - *LERELUA*さん» マジかい (2013年8月12日 21時) (レス) id: 18256f4459 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - ユズヒさん» うん、ホント死んでしまえ自分と思った← (2013年8月12日 21時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - *LERELUA*さん» そこまでですか(・_・; (2013年8月12日 21時) (レス) id: 18256f4459 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - ユズヒさん» ん?どしたの?(´・ω・`)゙ (2013年8月12日 19時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那@ぷよなう x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年2月23日 20時

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