テイク10 ページ10
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おさまらない歓声の中、私は抜け殻のように拍手をしていた
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MC「どうですか?サプライズです!Aさん」
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『あ、ええ、えっと…本当、びっくりし過ぎて何のことやらとなっています』
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SJ「驚いたけど、驚きすぎじゃ無い?(笑)」
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『ドラマの世界観的にクラシックな感じかと思っていたのでまさか、となっていますが曲を聴くのが楽しみです』
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MC「今から歌って頂くんですけども!」
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「「「「きゃーーーーーーー!!」」」」
MC「どうですか?RMさん」
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RM「はい、まだこの曲は未発表で初めて披露しますので緊張していますが…楽しんでいってください!」
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MC「はい、今この瞬間にBTSの新曲が出るという解禁がされましたね!最高の瞬間に立ち会えました。さて、それでは披露して頂きましょう!BTSで…」
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こんな事あってもいいのだろうか
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そうか…私たちはこういう関わり方もするんだ
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忘れていた
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神様はどうして私たちを引っ付けたがるんだろう
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どうしてこんなにも苦しめてくれるんだろう
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テヒョンさんがわたしを見て、ニカっと笑う
TH「サプライズ」と、口パクで言う
ジミンさんも私を見て笑っている
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そして彼らの新曲が披露された
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初めて見た彼らのパフォーマンスに息を呑んだ
上手で、上手で、上手
何もかもが完璧だった
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MC「ありがとうございましたー!!」
MC「さて、せっかくなんでもう一度宣伝していただきましょうかね」
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SJ「はい、僕たちが出演するドラマ【葵色の世界】が来週からオンエアされます」
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『小さな世界で奮闘する人たちのお話しで、今BTSさんの曲を聴いてドラマとバッチリだな、と印象を受けました。まだ撮影は続いてますので、皆さんに素晴らしい物を届けられたら良いなと思っています』
観客「テヒョナ〜!」
シーっと指を立てて静かにさせるテヒョンさん
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RM「僕もドラマの最初の方と脚本を見させて貰ってどんな曲にしようか監督と相談しながらこの曲を作りました。是非ドラマとこの曲を併せて聴いて頂けたら嬉しいです」
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MC「ソンジュンギさん、イAさん、BTSの皆さん本当にありがとうございましたー!また来週!」
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ディレクター「OKです!」
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観客「ジミナ〜!」
観客「ジン〜!」
観客「グク〜!」
観客「ナム〜!」
次々と名前が呼ばれるBTS
SJ「さて、行くか。じゃあまた後で」
そう言って先輩は颯爽と帰っていった
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作者名:Jasmine | 作成日時:2022年3月7日 19時