なんでそこにいるの？ 2 (ページ9)

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テイク9 ページ9

A サイド

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バラエティの収録も後半戦

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共演した主演のソンジュンギ先輩が
目をシパシパさせている

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『お疲れですね』

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SJ「ああ…寝れてる？最近は」

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『ええ、今日はとても』

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SJ「疲れるよねこの仕事。芝居の現場だったらもう慣れたけどバラエティはちょっとまだ僕も慣れなくて」

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と、甘〜いマスクと真っ白な肌からあどけない笑顔が見える

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『先輩の弱音初めて聞いた気がする(笑)』

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SJ「そう？よく言ってるよ(笑)」

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SJ「あ、そうだ。ソジュンと今日このあとご飯するんだけど来る？Aに会いたいって言ってたから」

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『え！いきたいです。楽しそう』

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SJ「多分キムダミも来るって言ってたかな」

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『ダミ！久しぶりだなあ』

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SJ「終わったらお店で待ち合わせよう」

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『了解』

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パクソジュン先輩とはドラマの共演以来に会う。

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こういう場があると私は改めて女優であり、役者なんだと思う。

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キラキラ輝くアイドルにうつつを抜かしてる場合では無い

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チラッとスタジオの入り口の方を見ると

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何やらディレクター達が慌ただしくしている。

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収録は再開し、ドラマの宣伝へと移る。

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SJ「僕たちが出演するドラマが来週からオンエアされます」

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『小さな世界で奮闘する人たちを描いた物語です』

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MC「そういえばこのドラマの主題歌がまだ公開されてないという事ですね」

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SJ「はい。僕たちもまだ何も聞いてないのですが」

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MC「ということで、登場してもらいましょう！」

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MC「BTSのみなさんでーす！！！」

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盛り上がるスタジオ

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今日は観客も入っている収録のため悲鳴のような歓声が湧き上がる

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ボーッとしている私

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SJ「え！？ほんとに！？嘘でしょ」

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と、笑っているソンジュンギ先輩

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え？

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なにごとなの？