テイク48 ページ48
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何時間かしている内にいろんな人の出入りがあった
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そこにはキムダミやパクソジュン先輩の姿もあった
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KD「……A」
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『あ、別に何もないよ(笑)ただ、あのあとちょっと仲良くなって』
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ダミはギュッとわたしを抱きしめる
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KD「…いいのよ。私もすごく今不安、Aも一緒でしょ。私にとってもAにとっても誰にとっても大切な人だから。
Aが泣いたなって時はすぐ分かる。一緒に泣いてた仲だし」
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ダミは溢れんばかりの涙を抑えない
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PS「…………」
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KD「絶対大丈夫なんて言わないけど大丈夫であって欲しい」
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『……うんっ…』
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ダミとソジュン先輩が帰ってカトクでダミから
［休める時休むんだよ］と来ていた。
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コンコンッ
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『はい』
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SG「いると思った。帰ろう」
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『ユンギさん…』
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JH「今からは俺がついてます」
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『…あ、ホソクさん』
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JH「そんな顔でカメラの前立たないでしょAちゃん」
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と、そっと頭を撫でてくれるホソクさん
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JH「今日宿舎行くからその時にオススメの施術してあげるよん」
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ホソクさんはこんな時でも明るくて、語尾の「よん」が毎回気になるけど本当に周りに気を遣ってくれてるのが良くわかる
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JH「ほら、目腫れてる！冷やして、ご飯食べて！顔コケてきてるから！」
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JH「…あ、あと…」
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JH「ニュース見たよ。ありがとう、俺たちのために」
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『…っいつも…強気なコメント言っちゃって申し訳ないんですけど…』
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JH「何言ってるの！それくらいが丁度いい！ね！」
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と、背中をポンっと押してくれるとユンギさんがスタスタと前を歩く
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わたしはそれについていく
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SG「病院特定され始めてるらしいからこれ被って」
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と、渡されたのはどこの誰の？ってくらい大きなツバのハット
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SG「それとこれ」
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SG「この社員証持ってたらスタッフだと思われ易い」
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『…っふふ。』
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SG「なんで笑うの？」
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『いや…なんか…ふふっ。家族みたいって』
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SG「もう家族だよ。だからいつでも頼って、俺たちも頼るし今でも頼りまくりだけど」
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『…ありがとうございます』
と、笑顔になった
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作者名：Jasmine | 作成日時：2022年3月7日 19時
