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テイク30 ページ30

続き

『いえ、あ、ん?俳優…もしてるかな』


TH「え!?じゃあ、アーティスト?」


『言わないですって』



TH「教えてよ!」



『言いません』



と、立ち上がりキッチンの方へ来る彼


.


TH「僕も協力します感謝の気持ちを込めて」



.


『ふふっ。いりませんよ』


TH「気を遣わないで」


『そういう事じゃないですから』




TH「あ!!!!」




TH「もしかして」






TH「…うちのメンバー?」



.



.


ドキッというより


ドッギィィイイイ!!っとして



一瞬硬直したけど


『違いますよ』と平静を保つ




.


でも何故か



.



TH「図星でしょ?」



.



.


言ってくれれば良いのに〜と私の顔を覗き込むテヒョンさん


.



顔が近くて思わず背けてしまう



『ち…ちかいです』


と、顔が火照ってるのが自分でも分かる



.



悪戯な顔をして私の顔を覗き込むテヒョンさんだったけど
私のその顔を見て確信をついたように真顔になる



.



TH「……僕?」



.



僕?僕…そう…僕です…

僕?僕!僕!?僕僕僕僕僕僕僕僕僕…!!!??



.



.


『ちょっとからかわないでください』


と、テヒョンさんを避けて机にお茶を置こうとするが


.



テヒョンさんの体が壁になって通せんぼ状態



.


『どいてください』



.


TH「聞いてるんだけど…」


.



もう…やめてよ…


『違うって言ってるじゃないですか』



.



TH「イさんはいつも違うって言うね」



.



TH「全然、とか大丈夫、とか」


TH「もっと頼ってくださいよ」


と、私の持つお茶を二つ取り、机に置くテヒョンさん


私はキッチンのそこから動けずにいる



.




『チョ…ちょっと一旦トイレに』


.


と、そこから逃げた

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作者名:Jasmine | 作成日時:2022年3月7日 19時

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