テイク15 ページ15
Aサイド
案の定キムテヒョンさんは酔い潰れて
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TH「もう飲めません…僕は…もう飲めなぁいので」
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PS「はいはい、俺こいつ送っていきます」
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ジュンギ先輩がスマートにお会計をしていて
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ご馳走になってしまいアタフタしていると
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SJ「ばいばーい!Aはまた明後日!」
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と言って帰っていった
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KD「10分くらいしたら私たちも店出よう」
と、ダミの意見に賛成し、他愛の無い会話をする
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KD「あぁ見えてテヒョンって結構一途なんだね」
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『そうね…』
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KD「なんか浮かない顔してるけど大丈夫?」
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『そう?ごめんごめん』
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KD「学生の頃はそんな事ちっとも思わなかったけど、大人になって、仕事もしたら人との出会いって一期一会だなって思うよね」
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『確かに。明日も会えるのが普通なんて思ってたし』
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KD「だから、なんか私もテヒョンの話聞いて辛くなっちゃったんだけどしんみりした会にはしたくなかったからさ。空気壊しちゃったかな?って心配だったんだけど」
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『ダミのおかげで盛り上がったんだよ』
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KD「テヒョンってコミュ力オバケだけど、いつもどっか壁があって。でもAには無さそうに見えた。。」
KD「きっとあんな風にどっかに消えていく人じゃなくてさ、Aみたいに優しくて、気が強くて、って人がお似合いなんだろうけど…Aには苦しんで欲しくないから、オススメできないなあ(笑)」
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KD「なーんて思ったり?」
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『ハハッ。馬鹿言わないでよ。ないから』
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KD「だよねー、あんなお子ちゃま(笑)」
私たちは店を出て「またね」なんて言って別れた
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目まぐるしい事が起き過ぎて
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夢見たいな、天国にいるみたいな、でも
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『…現実なんだなあ…これ』
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だから苦しいんだよね
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また会えて嬉しいのに
もう会いたくないとも思うし
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こんなにかき乱される恋路は
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わたしにはあまりにも屈辱過ぎる
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作者名:Jasmine | 作成日時:2022年3月7日 19時