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テイク14 ページ14

テヒョン サイド

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時間ができたから

久しぶりにソジュンヒョンに会いたくなって

連絡をしてみると

偶然にもソンジュンギ先輩とイさんがいる

ということでワクワクしてお店に向かった



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ダミも気の知れぬ仲だから

素直に自分の気持ちを吐き出した


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TH「多分、嫌われて消えちゃいました!」


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SJ「そんなことある?」


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TH「はい。だって既読もつかないんですよ?」


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PS「うーん。どうしたんだろう。まさか事故とか起こしてないよね?」

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TH「その子は僕の行きつけの店の店員さんだったんですけど
僕が帰国した時にはやめていて」


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TH「偶然その子とハワイで会ったんですけど約束もすっぽかされて…」


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『すっぽかされた理由って分かったりするんですか?」


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TH「え?」


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『あ、いや、なんか、理由あったのかなって思って』


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TH「うーん…会ってた時は本当に楽しかったしよく分からないんですよね」


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PS「なんか理由あったんじゃないのかな」


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KD「BTSだから凄んだんじゃ無いの?」


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TH「僕たちの事全く知らなさそうでしたよ」


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SJ「そんな人いんの?」


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TH「いますよ(笑)」


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PS「じゃあ途中で気付いてヤバいと思ったとか?」


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TH「そういうかんじなのかなあ…」




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KD「その子にメディアに売られたりしてない?」


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TH「全く。何も」



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PS「きっと、テヒョンには言いたくない理由があったんだよ。残念だけど分かってあげたら?」


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TH「そうか…。悲しいけど、心を入れ替あるしかないですね」


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と、苦笑いをしてしまった。



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『…………はあ』



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ため息をつく、イさん

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TH「……あ、ごめんなさい。こんな話」



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と、楽屋でイさんの話を思い出して謝る




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机の下でイさんの手にポンっと触れる



TH「ごめんなさい、イさんも辛いのに(ボソッ)」



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横に首を振り、俯くイさん



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KD「ま!色々あるけど、今日は乾杯しよう!!」


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ダミはムードメーカーでいつも雰囲気を変えてくれる



TH「よし!飲みましょう!!」


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僕は彼女との思い出にサヨナラするように

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白ワインを一気に飲み干した。


SJ「おー!飲むねー!」


PS「大丈夫?」


TH「はい!これくらいどうってこと無いです!」


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クスクス笑っている、イさん。


本当…似てるなあ

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作者名:Jasmine | 作成日時:2022年3月7日 19時

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