突然の告白 ページ8
「終わったー!」
「今週はいろいろ大変でしたけど、Aさんさすがでした!」
「何言ってるの、ジミンくんの提案のお陰で話も進んだよ〜
もっと自覚と自信を持って!」
「それはAさんの教育が良かったからですね」
「私たち褒めあってる、やばい奴らよw」
「やばい奴らで打ち上げ行きましょう!」
「だねw」
「「かんぱーい!」」
「Aさん、雰囲気柔らかくなってさらに可愛いとか社員の中で噂になってましたよ」
「なにそれ、そんな噂あった?モテ期到来?」
「男性社員も女性社員も今のAさんにメロメロです」
「なによ前がよっぽど酷かったみたいね」
「僕はずっと前からメロメロですけどね」
「なに、もう酔ってる?テヒョンくん呼ぼうか?w」
「酔ってないですよ、今日こそは僕がAさんのこと送るので」
「私があなたを送ることになるかもだから住所教えといてよね」
「僕が送ります!でも住所でもなんでも教えますよ!」
「どうしちゃったの?今日はジミンくんの話聞く回だからね!なんでも言って!」
「僕が言いたいことは、Aさんの事が大好きです、
ずっとずっと前から、3年前の新人の頃から、
あなたのことが好きでした。
でも、彼氏さんがいたし、その思いは閉まっていたんですけど、もう我慢しないです。」
「へ、全然気づかなかったな、それは…」
「僕はずっと我慢してたんで、元彼さんと別れたと聞いた瞬間から僕の想いは溢れました!」
「あの…なんて言うか…」
「困りますか?僕はあなたに、ただの後輩じゃなくて恋愛対象として意識して欲しいです
ささいなことで共感したり、くだらないことで笑い合ったり、
イチャイチャしたり、
Aさんがしたい事全部叶える努力をしたいし、
楽しい経験を沢山積み重ねていきたいんです」
「ありがとう…
私もジミンくんにはこれまでも色々話してきたから
ジミンくんならとか、ジミンくんだったらとか、
元彼と叶わない想いを馳せていたのは事実で…
ジミンくんになら、今までも素直に接することができたから
これからもそうしたいし、恋人になったら幸せだろうなって
驚くほど想像できる。
でもね、この3年想いはなかったとしても別れたばかりだし、
さすがに都合良すぎじゃないかなって、
100%あなたに甘える感じになっちゃうから」
「それはAさんのプライドですか?
周りの目が気になりますか?」
「さすがジミンくん、その通りだと思う…」
「とりあえず店出ませんか?」
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作者名:アキ | 作成日時:2022年4月10日 15時