僕が送ります ページ2
「Aさんと2人で飲みに来るの初めてですね」
「たしかに、いつも会社の人達とか、テヒョンくんが居たもんね。あ、今日はテヒョンくん呼ばなくてよかったの？」
「いいんですよ！あいつどうせコーラしか飲めないし、今日はAさんの話、とことん聞くんで！」
会社にて
「僕も行きたい！」
「テヒョン、今日は絶対にダメ！」
「なんでさー、お前が大好きな先輩と2人きりなんて絶対危ない！ぶーぶー！」
「しー！声でかいよテヒョナ」
「ジミンくんがオオカミになっちゃうかも、僕が止めないと」
「大丈夫だよ、それにお前がいたらAさんが話したいこと話せなくなるだろ」
「なに、そのジミンには話せて僕には話せないってこと！あやし〜彼氏さんにバレたら大変、修羅場だよ、だから僕もいた方がいい！」
「それがさ、別れたらしいんだ」
「えー！チャンス到来じゃん！ジミナ！やっぱりオオカミになるん#*!@&#グワッ」
「だから！しー！
なんか最近イライラしてて、お詫びにって誘ってもらったんだけど、きっと元彼の話がしたいんだと思うんだ」
「お前さ、付き合ってる頃は散々彼氏の話聞かされて、別れてもその男の話聞くつもり？辛くないの」
「付き合ってる時から、それでもいいって決めたんだ、普段はクールな先輩が俺にはプライベートな話してくれるならそれでいいって、それでも嬉しいって」
「不毛な恋、してるよね、よくだよージミナモテるのに〜勿体ない」
「Aさん今は恋とかいいって言うんだろうけど。
次に恋するなら相手は僕だったらいいなって、そう思って貰えるように、正々堂々とアピール出来る時が来たんだ！！！」
「そうだね、ジミナなら大丈夫だよ！僕が女の子なら惚れちゃう！今日はオオカミにだけはならないようにね！これからじっくり攻めていこう！」
「うん、だから今夜はごめんな、また今度一緒に飲みに行こう」
「わかった、応援してる」
「元彼の話聞いてくれるの？」
「そのために誘ったんですよね？」
「もうどうでもいいんだけどね！」
「イライラしてるのに？w
話してスッキリしたいんすよね？僕でよければ聞きますよ！」
「ありがとうジミンくん」
「「かんぱーい！」私の失恋にw」
「wwあ、先にAさんの家の住所教えてください」
「なぜ？」
「あなたお酒弱いんですよ！(お酒飲むととっても可愛いんです)それにいつも、その…お迎えだったから、今日は僕が送りますんで！」
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作者名：アキ | 作成日時：2022年4月10日 15時
