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貴方 side
荷物をまとめてとりあえず宿舎へ帰る。
私は後ろの席へ座るとその横に少し間を空けてドカッと座ったのは帽子を深くかぶったミンユンギ。
YG「 …なんか顔色悪くね？」
「 え、そうですか？」
YG「 寝たら？」
「 うーんでも…」
YG「 ハイハイ、病人は黙って寝ろ」
頭がぐいっと引かれて、硬くて柔らかい肩へ。
ユンギさんなりの優しさだろう。
死ねる。今なら死ねる。
甘過ぎず、ミント過ぎない良い匂いと、ユンギさんの鼻歌に、危うく永遠の眠りにつきそうになった。
…まあ、当たり前に眠れるわけもなくとりあえず狸寝入り。
TH「 ユンギヒョンずるいー！！僕もヌナにそれしたい！！」
YG「 早いもの勝ちだ」
JM「 ヌナ可愛い…」
JN「 ……ジミナはあいつがよだれ垂らして寝ててもそう言うんだろうな」
JK「 あんな口ぽっかーんって開けて寝てるのに」
JH「 はは、二人とも鏡で自分の顔見たら？」
JK「 え？」
YG「 表情管理出来てないけど」
JN「 げっ、」
JM「 ほらあ！二人だって可愛いって思ってるんじゃないですかー！」
JN「 思ってないわ！」
JM「 またまた〜」
つい出来心でめちゃくちゃ薄目でジンさんを見たら、顔を真っ赤にしていて軽率に死んだ。
流石ワールドワイドハンサム……………(ネタ)(ではない)
TH「 ねえ皆んなに聞きたいんだけどさ」
JN「 何だよ」
TH「 皆んな、好きな人いるの？」
JK「 ぶっ、！」
JH「 ヤー汚い！」
JK「 す、すみません…」
NJ「 ほらジョングガ、これで拭いて。それからテヒョンア、もしかして…いるの？」
TH「 うん！」
え、ちょっと待ちなバンタンボーイズ！？！？！
何修学旅行ノリで恋バナ始めてんの？え？き、聞きたくない…………！！！！誰か！誰か私の耳を削いで………！！！
TH「 あのね！僕ヌナのこと好きだから、ヒョン達好きじゃないならちょっかい出さないでね！」
………え？…エ？絵？
JN「 まじで？！」
はあ？！！？！！？！！
待っていや待ってちょっと一旦落ち着きな…………いや落ち着くのは私だ…………………
TH「 へへ、うん！」
どうやらマジらしい。薄目で見た私の髪を撫でる顔がガチだった。
全然関係ないけど顔面世界遺産は本日も健在だ。生まれてきてくれてありがとう。
YG「 お前ら静かにしろ。A起きるだろ」
〜［優勝］ミンユンギ 〜
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愁(プロフ) - noenunaさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます^^ 帰国したばかりで心身共に疲れ果てていたのですが一気に元気になった気分です…そしてまさか共感してもらえる日が来るとは…これからも更新頑張ります；； (2019年10月30日 18時) (
レス) id: 5c1877f0f8 (このIDを非表示/違反報告)
noenuna - コメント失礼致します。本当に楽しく読みました。設定も凄く面白いです。何より主人公に共感できることがあまりに多く、虜になってしまいました。私も個人的に思うところがあり、勝手に作者様に対しても共感しております。更新を心から楽しみにしています。 (2019年10月29日 16時) (レス) id: f54cd9864f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁 | 作成日時：2019年9月22日 18時
