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JK side
「 ヌナ、僕のスマホ持っててください」
ヒョンたちの撮影が終わって、そろそろ行かないといけなくなった。ヌナが問答無用で僕のお尻を叩いて行きなさいと言うから立ち上がる。
いつもヌナは僕の重たくなった腰を上げてくれて、段々重たくなる足取りを早めてくれる存在だ。
早く行きなさいと、背中をポンと押して、自分は後ろで笑ってる。
ヌナもこっちにきて、離れないで、離れたらだめでしょ。そう言ってもまるで聞こえていないみたいにヌナは遠ざかっていく。
なぜかそんな風に思うんだ。だってあんまりにも、幸薄そうに笑うから、僕達がどれだけ一緒にいたって意味がないように感じるんだ。ヌナのせいだよ。
「 どこにも行っちゃダメなよ」
貴方「 …私が一体どこに行こうって言うのよ、ほら早く行きなさい。」
僕のことまだ出会ったばかりの幼いジョングクだと思っているんだろうなあ。少しでもヒョンたちに追いつきたくて大人のフリをして、傷つくことで早く大人になれると思っていた僕をその身で守ってくれた。感謝してる、してるけど、いつまでも弱いままの僕じゃない。
そりゃ、他の人よりはちょっと弱いかもしれないけど、それでもヌナを守るくらいはできる。
JM「 あ、ヌナいた〜」
貴方「 げ…じゃない、なにジミナ。」
JM「 …なんか冷たくない？泣いちゃうよ？」
JH「 声のトーンがマジ(笑)」
貴方「 一体あの可愛かったジミンはどこに………」
JM「 ヌナちょっと何言ってんのか分かんない」
貴方「 私もジミナが分からない」
JH「 ヤーヤー！ついにバレたなジミナ！(笑)」
JM「 何で嬉しそうなのこのヒョン…あーまじでミンシュガどこだー！！！」
JH「 あはははっ」
今この瞬間が永遠になってくれないかな。
そんな風に思うことが、よくあるんだ。
愛されていることを感じる瞬間だったり、ヒョンたちとご飯を食べてるときだったり、ヌナが笑ってるときだったり。
TH「 ヤージョングギ、ヌナの膝で寝てたらしいじゃん」
肩をトンと小突かれて、怒った素ぶりすら見せないニコニコのヒョンが隣に立った。
「 彼氏でもないのに図々しいですよ」
TH「 うわ…お前まじで最近言うようになったな(笑)」
「 僕は正直、誰でもいいんですよ。ヌナが僕のヌナでいてくれるなら、相手は誰だって…」
TH「 安心しなよ、ヌナはぜーったい僕が抱きしめるから」
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愁(プロフ) - noenunaさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます^^ 帰国したばかりで心身共に疲れ果てていたのですが一気に元気になった気分です…そしてまさか共感してもらえる日が来るとは…これからも更新頑張ります；； (2019年10月30日 18時) (
レス) id: 5c1877f0f8 (このIDを非表示/違反報告)
noenuna - コメント失礼致します。本当に楽しく読みました。設定も凄く面白いです。何より主人公に共感できることがあまりに多く、虜になってしまいました。私も個人的に思うところがあり、勝手に作者様に対しても共感しております。更新を心から楽しみにしています。 (2019年10月29日 16時) (レス) id: f54cd9864f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁 | 作成日時：2019年9月22日 18時
